読んでもらわなくては始まらない! | カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

色彩業界歴25年以上のカラーコンサルタントが、カラーコーディネートのプロになる秘訣を教えます!


カラーコンサルタントの三浦まゆみです!

あなたのホームページの文字、読みやすい色ですか?


「え?そんなの意識してなかった」という方は今すぐチェックしてください!


せっかくのいい文章も、そもそも読みづらい文字だと、中身を知ってもらうところまでたどり着きませんよね。


文字の読みやすさのことを「可読性」と言います。


背景の色と文字の色の組み合わせで可読性の高さが決まりますが、可読性の高い色、つまり読みやすい文字のポイントは、背景と文字に「明度=明るさ」の差をつけることです。


普通に、白背景に黒文字で書いている分には問題ありませんが、注目させようと「色文字」を使ったばかりに、かえって読みづらくなる例もあります。


【読みづらい例】 


●白背景の場合 ⇒ 黄色、ピンク、薄いオレンジ、薄い黄緑、水色 など

 

ここに挙げたような色を使いたい場合は、少し濃いめの色を選ぶと読みやすくなります。


黄色 ⇒ 濃いめのオレンジに近い黄色


ピンク ⇒ 濃いピンク


というように。


せっかくいいことが書いてあっても、読んでもらえなくては何も始まりません。



ホームページ、パンフレット、プレゼン資料など、広報物をつくるときは、こだわりの色使い、デザインを考える前に「可読性」を意識してみてくださいね。

デザインのディティール(細部)にこだわっていると意外に忘れがちなポイントです!