優しい花初めて出逢ったのは金木犀の甘く香る道誰もが通り過ぎるのに足を止めずにはいられなかったね 二人銀色の穂の揺れる野原で手をつなぎ歩いていた二人包まれていたねまぁるい月の光に竜胆の咲く小道で初めて聞いたあなたの弱音何も言えず 二人手を強く握り続けたねいくつもの秋が二人を通り過ぎたけれど同じ秋なんて一度もなかったねいま吾木香の紅紫色の穂が移りゆく日々に優しく揺れる私たちの家の小さな庭で