おぼろ月夜に願い星

おぼろ月夜に願い星

若い頃に書いた詩を少しずつ
想いをもっとうまく伝えることができたらいいのになぁ*.+゚
最近の自分のことも綴っていけられたらꕀෆ¨




初めて出逢ったのは

金木犀の甘く香る道
誰もが通り過ぎるのに
足を止めずには

いられなかったね 二人


銀色の穂の揺れる野原で
手をつなぎ歩いていた二人
包まれていたね
まぁるい月の光に

竜胆の咲く小道で
初めて聞いたあなたの弱音

何も言えず 二人

手を強く握り続けたね

いくつもの秋が
二人を通り過ぎたけれど
同じ秋なんて

一度もなかったね


いま
吾木香の紅紫色の穂が
移りゆく日々に優しく揺れる
私たちの家の小さな庭で