今日も読んでいただきありがとうございます。


「言いたいことがきちんと伝わるレッスン」 平木典子著からご紹介いたします。


会話には大きくわけて2種類あるといいます。


1つめ


何かについての情報や知識などの内容を伝えようとする会話


2つめ


自分の気持ちやプロセスを伝えようとする会話



内容だけというのは、「冬の社員旅行は伊豆の温泉に決まりました」


などというような伝えれば「はい、そうですか」で終わるようなものです。


はずまない会話にはこのような情報だけの会話が多いといいます。


もし、これに加え「女性社員はほとんど温泉の案に賛成しましたが、男性の半分はスキー場の案を出していました」と伝わるとどうでしょうか。


プロセス、気持ちがわかるので、共感したり配慮したりする方向へ話が進んでいく可能性が出てきます。


気持ちが伝わることで情報の裏にある意図がわかるともいえます。


例えば、


スキーに行きたかった男性にも楽しんでもらえるように配慮しよう


とか


譲ってくれた男性に感謝しようと


とか。


しかし、今の仕事の世界では情報が正確で、肝心な内容が伝わっていれば人の気持ちはどうでもいいというような風潮があるように感じると著者は言います。


もちろん、それは大切なことですが、仕事に携わる人の心の状態、疲労度などが大切な人物や部署に伝わっていかないと、とんでもないミスを招く引き金になるのではないでしょうか。



人は機械ではありません。


組織の中でも仲間同士の気持ちが伝え会えることがとても重要な裏のコミュニケーションです。


今日はここまでです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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