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「今日から始める 思考のダイエット」
佐野研二郎著よりご紹介いたします。
前回ご覧になっていない方はこちらからご覧ください。
著者は学生時代に陸上やラグビーをしていたそうですが、そこで素早く判断する力を養うことができたといいます。
周りとの駆け引きをしながら、どこでスパートをかけるべきか自分の体力と相談しながら、一人で判断しなくてはいけません。
これは今の仕事とも似ているそうで、クライアントの要望は何か、予算はどのくらいか、その状況で自分はどんな判断をし、どんなパフォーマンスをすべきか、多くのことを瞬時に判断して解答を出さなくてはいけません。
また、スポーツマンは試合で最大のパフォーマンスをするために、時間を制限し集中しトレーニングに励みますが、それは仕事にもあてはまることで、だらだらと会議で話すよりも、時間を決めて打ち合わせした方がよりよいアイデアが出ることが多いといいます。
著者は右に行くか、左に行くかを素早く決め、間違っていると思ったらすぐに戻る
これを大切にしているそうです。
右の道で進んでいたのに、やっはり違うのでは?と気が付いたら今までに費やした時間がもったいないと感じても、きちんと引き返し左に進むといいます。
放っておくと傷口が広がり、取り戻すのに余計時間やコストがかかります。
方向を決めることの決断と、引き返すことの決断。
これがディレクターの使命だと著者は考えているそうです。
今日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。