遠征2日目。
1月に江ミュ遠征することは、だいぶ前に決めていたけど、
2日目はどうしようかなーと考えていた時。
ちょうど東博の国宝展が終わった頃だったかな?
京都国立博物館のマスコット、「トラりん」が、何やら意味深なツイートをしていて、
どうやら京博にある重文の「笹貫」という刀の展示が決まったらしい。
(当初は拵のみの予定だったけど、色々あって、急遽、刀身の展示も決定した)
というわけで、東博の会員証も持ってることだし、2日目は京博に行くことに決定!
早々にホテルをチェックアウトして、京都に向かいました。
私は2018年の京のかたな展には行っていないので(展覧会の存在すら、知りませんでした)、
初の京博訪問です。
入口で東博の会員証見せたら、そのまま入館できました
入ってすぐの右手にある、本館(明治古都館)。
レトロな建築物が大好物なので、テンション上がりましたー!!
しかし、日曜日なのに、人が少ない・・・。
後から入館してくる方も、外国人ばかり。
なんとも悲しいことです・・・。
そいうえば、桑名江もここに住んでるんですね、あんまり実感わかないけど。
館内の展示物の撮影は禁止なので、写真はありませんが、
考古、やきもの、着物、書跡、神像、仏像……幅広いジャンルの展示があって、面白かったです。
漆工好きなので、国宝の化粧道具が見れたのは嬉しかった。
そして、一番楽しみにしていた「笹貫」。
拵えと刀身、それぞれ独立ケースで360度、色んな角度から鑑賞できて良かったです。
刀剣の知識があまりないので、気の利いた感想が出てこないんだけど…
何というか、今までに見たことのない雰囲気の刀だった。
(→たぶん波平派の刀を見たのが初めてだから、そうなる)
拵は木製の鞘に漆が塗られて、シンプルだけどかっこいい。
金具には、島津家の「丸に十字」の家紋がたくさん。
刀身は、多くの傷がついていて、痛々しい感じだったな・・・。
妖刀と言われて、竹藪に投げ捨てられたんでしたっけ?本当かどうかわからないけど。
担当者様、薩摩の名刀を鑑賞する貴重な機会をつくっていただき、ありがとうございました。
他にも刀の拵が複数展示されていて。
拵のみをじっくり鑑賞する機会って、今までなかったかも。
中でも足利尊氏が佩用したと伝わる「笹丸」の、鞘全体を薄革ですっぽり覆う革包様式は、
初めて見たので驚きました。
春節使仕様のトラリンにも会えました
記念にトラりんグッズを買って、
併設のカフェでランチしました。
コーヒーもナポリタンも、おいしかったー