トパアズいろの日々軽ひ微熱に包まれたまま目が覚めたのは四時半すぎつ めたひものが飲みたくて冷蔵庫からレモンソーダを出しコツプに注ぎゆつくりと飲み干した普段はあまり飲まなひが風邪をひいたときのジユースといふのは美味なるものだそのときふと『レモン哀歌』を思ひだし『智恵子抄』を久しぶりに読んだ前半部分の熱に侵されたやうな詩が好きだ人生はほとんど愛でできてゐる、と思はされるのですつくづく