日本でディープインパクトといえば今年春のクラシックで、考えられない決め脚を毎回繰り出して二冠を獲った名馬の名前だが、アメリカでは7月4日の独立記念日に向けてNASAが凄い計画を実施しているようだ。
太陽系に存在するテンペル第一彗星の核に子機を打ち込もうとしている。
どういうことかというと、今年の1月12日に打ち上げられた探査機ディープインパクト号は地球から4億3千万キロ離れた位置で同探査機から縦横1mくらいの子機を分離し、時速3万7千キロの速度でテンペル第一彗星の核に激突させようとしている。
これは実験的には太陽系の成り立ちを調べる調査なのだが、ぶつける相手の核の大きさはニューヨーク・マンハッタン島くらいの大きさなのだ。
ここに1m四方の子機をぶつけるだけだからテンペル第一彗星の進路が変わって地球に向かってくることはなさそうだが、問題は、小さくて民家なみ、大きければ野球場ぐらいのクレーターがあくということ。
このクレーターの破片の大きなものがどの方向へどのような大きさで飛んでいくのかは計算してはいても特定されていないようだ。
もし大きな破片が運悪く地球に向かったとしたら年末頃に地球に激突することになる。
めったにない確率とはいえ誰にも止められない悲劇が地球規模で起こる可能性はあるわけだ。
こんな任務をおった探査機の名前がディープインパクトであったことに驚くとともに嫌な悪い予感がする。
わざわざアメリカ合衆国の独立記念日にその衝突が起こるようにするなんて、下手な映画も顔負けのストーリーだ。
こんな映画の展開といえばだいたいが予想外の事態が発生し、地球は滅亡の危機に瀕するのが一般的。
あおる気は別にないけど、あと半年で地球に彗星の破片が衝突するかもしれない可能性だけは覚悟しておかなくちゃ。