連休ということで浦沢直樹氏の「PLUTO」1・2巻読んでいました。
SFの世界では昔からロボット法というものが存在していました。
内容は「ロボットは人間を殺したり傷つけたりしてはいけない、もしこれを犯したロボットが存在した場合、即解体処分とする」といったものです。
遠い遠い昔ですがアメリカのTV番組で「ウルトラゾーン」というのがありました。<ウルトラQではありません、念のため>
SF的なミステリーや近未来を予測した内容で一話完結ものでした。
後年、スピルバーグがその中からチョイスした話で映画化したのが「トワイライトゾーン」だったはずです。
その「ウルトラゾーン」の話の中にロボットが裁判を受けているものがありました。
召使ロボットで全身が超合金製でできていました。
そのロボットが雇い主である夫人を殺害したという容疑でした。
ロボットは完全否認していたし、弁護人も頑張ったのですが陪審員の出した結論は有罪でした。
裁判所を出て護送車にロボットが乗せられようとするとき、突然被告人のロボットが逃走するかのように走り出します。
警備の警官がロボットを射殺しようと銃を構えたそのとき、前の道路にボールを追いかけて飛び出した少女がいました。
車がすぐ目前まで来ています。
グシャ!、すごい音がして車は止まりました。
そこには女の子を抱きかかえてバラバラに壊れたロボットが横たわっていました。
女の子は無事母親の元に戻りロボットは粗大ゴミのように片付けられていきました。
ドラマはここで終わります。
将来こういった問題が起きる時代がくるであろうことを想定したドラマでしたが、実は人間自身への問題を提議したものであった気がしました。
浦沢直樹氏も子供の頃に「ウルトラゾーン」のこの話を見ていたのだなと「PLUTO」を読んでいて感じました。