静岡県の東名高速道路で深夜、小学6年の女児が観光バスから転落、後続車にはねられ遺体で見つかったという痛ましい事故があった。
TDLへ行楽に行った帰りの事故だった。
Cologneも先日同じ時間帯、同じルートでTDLに行って来た者として、ドライバーの観点から意見を述べたい。
深夜の東名高速道路下り線は大型トラックとバスが98%を占めている。
しかも各車両の車間距離は相当狭い。
そして大型トラックからと思われる落下物の多さに驚く。
たった一往復した間に3回、落下物に遭遇した。
しかもうち1回は回避不可能だったため左前輪で落下物を轢いてしまった。
車間距離を充分とっていても、深夜の高速道路上の落下物に気が付いてからの回避は、相当な急ハンドルを要求される。
自らの車が事故を起こす危険を覚悟で回避するかどうか、瞬時の判断を迫られる。
まして深夜にその落下したものが「何」であるかを確認出来るのは、回避不可能といえる距離まで接近した段階だ。
後続のトラックを運転していて転落した女児を轢いて出頭して来ないドライバーに罪はないなどとというつもりは全くない。
車を運転する以上、ドライバーには事故を回避する義務があり、事故に対しての責任は免れないと考えている。
しかしあえて、適切な表現ではないかもしれないが、今回の転落事故で後続の車両が回避するのは現実問題として不可能だったと言わざるをえない。
だからこそ、今後こういった事故が起きないように落下を防止する手立てを考えていかねばならないのではないか。
ただ、安易に観光バスの窓を護送車のように金網で囲うようなことはしてほしくない。
もちろん、観光バスからの人の転落だけでなく、トラックの荷台からの落下物を防ぐことも徹底していかねばならないし、違反車両並びに違反者は厳しく罰せられねばならない。
最後に、転落し他の車両に轢かれた女児の司法解剖の結果、死因は骨折や内臓損傷が重なった多発性損傷で、転落による負傷が致命傷になったと発表された。
この投稿記事を書き終わったあとで女児を轢いた疑いのある捜査対象者の男性が車両火災を起こして自殺した疑いがあるというニュースが飛び込んできた。
残念だ。
捜査当局がどのような事情聴取をしたのか想像の域を出ないが、細心の注意が必要なケースであったように思えて仕方がない。
誰もが同様の状況に陥る可能性があったのだから。