最近は住宅地でも深夜は身の危険を感じるときあります

 以前なら深夜の住宅地といえば車上荒らし程度だったですが  

 今回のは犯罪意識のない犯罪者もいるという現実です



 真夜中のコンビニ駐車場、そのオデッセイは歩道にはみ出して駐車

ていた。

 自転車に乗った帽子をかぶった中年オヤジがオデッセイの横を通り

過ぎた。

 狭い幅を上手いもんだ、と感心していたらそのオヤジ何を思ったか

自転車をUターンさせてオデッセイのところまで戻ってきた。

 「ガツッ」いきなりオデッセイのドアミラーに中年オヤジが逆関節

ヒジ打ちをみまったようだ。

 哀れオデッセイのドアミラーは曲がってはいけない方向に曲がって

しまっている。

 中年オヤジは悠然と自転車で去ってゆく。

 鼻歌を歌いながら去ってゆく背中には「悪質な駐車違反する悪い奴

に誰も何も文句をいわないから俺が何もしないお前たち一般人に替わ

って処罰してあげたからね、もうこの車はこれに懲りてこんな駐車し

なくなるよ、みんな俺に感謝しなよ。こんな駐車する奴にろくな奴は

いないからね」といった満足感を漂わせながら。


 コンビニにDARS買いに行ったときの歩行者信号が青に変わるま

でのほんの一瞬の出来事でした。


 歩道にはみ出して駐車している車は確かに迷惑駐車だが中年オヤジ

のした行為は間違いなく「犯罪」。

 こんな犯罪を犯した人間が、罪の意識どころか正義感でやったと思

っていそうな街に住んでいるのかと思うと情けなくなった。

 恐怖心とやるせなさに不快感も感じた。


 よく事件などが報道されるとその事件の加害者や被害者に対して匿

名の投稿が殺到し、ひどい中傷が書き込まれたりしているニュースを

目にすることがあるが、これも同様の間違った正義感からきているも

のだろうか。


 「正義」などという言葉を使用したくありませんでしたが、他に適

当な表現が思いつかなくて仕方なしに使いました。


 こういったことが起こらなくなる世の中にしていかねばならない。


 しかし数日後の深夜、愛車のブザーが鳴っていました。

 助手席の鍵穴がドライバーのようなものでこじ開けようとした痕跡

が残っていました。