「卒業」監督M・ニコルズ 



 レギュレーションの変更に期待してF1開幕戦を見た

 途中からこれはデジャブだとやっと気がついた


 車の開発というのはどんな時代でも最先端にはエンジンパワーが

先にあって、後からそのエンジンに見合う足回りの技術が開発され

る。

 そしてその足回りの勝負に飽きた頃、大パワー車を欲する。

 これがF1に限らず、最先端マシンが繰り返してきた歴史。

 
 しばらくは総合バランスに優れたチーム&ドライバーが上位に来

る。

 そのマシン&ドライビングに観衆が飽きた頃レギュレーションが

変更され、またパワー優先時代がやってきたように感じさせられる。

 もう何回か繰り返されるのを見てきた。


 ニキ・ラウダ、ケケ・ロズベルグ、アラン・ブロスト、アイルトン

・セナ、みなレギュレーション変更の波に乗って現れたスーパードラ

イバーたち。


 ドライバーたちの顔ぶれの新鮮さと新しい技術開発に狂喜したとき

もあったが、年々、ドライバーの個性や技術よりもマシンの完成度が

勝敗を決することに物足りなさをより感じていた。


 しかしこれだけ同じパターンを繰り返し見せられていることに気が

ついてしまったら、もうF1は卒業しようと決めた。


 もっと楽しいレースやってるクラスのレースを見に行くことにした。

 やっぱりレースには予期せぬアクシデントや考えられないミステイ

クが起こるほうが人間らしくて楽しいことがやっとわかった気がする。
 

 ということでcologneは今日でF1を卒業しました。


 スッキリー