大昔、学生の頃「さらば宇宙戦艦ヤマト」の彗星帝国の星の上部が都市になっている姿を見たとき「すごい!」と思った。

 何年か後フランスの写真集を見ていたら「モンサン・ミッシェル」の写真があり、「これだったのか」とそのとき初めてモデルなるものがあったことを知った。

 30才を過ぎた頃から何回か長期休暇をとってヨーロッパを旅したが事前に画像などで風景や建物を知っていて実物を見ることも感動的ではあるが、そこで初めて観る景色や建物には更なる感動が待っている。

 そんな経験を何度か体験すると写真や画像はあまり見ないでもっぱら歴史・文化・食事・地図を頭にたたきこみ現場へ行く。

 そうすると何ともいえない感動的な風景や建物、街並みとの出会いがある。

 最近TVでやたら絶景とか奇跡とか言ってるから自分独自のものとして「プチ絶景」とすることにした。

 で、そういう場所で写真撮ってるのかというと、馬券と一緒で、あえてとらないんです。

 実際過去には写真小僧じゃないけどシャッター切りまくってる自分がいました。

 でも自宅で写真編集とかして、写真に残したものほど興味をなくしていることに気がついた。

 そして気がつくと、なんてもったいないことをしているのか、と思った。

 興味を失うということは観たくなくなるということです。

 それなら写真に撮らなければいいだけのことだ。


 それ以来一切旅行の写真は撮らなくなった、そうすると網膜はく離で視力の衰えた眼にしっかりと今、目前にある風景や建物をしっかりと焼き付けておこうと集中力が増す、そうすると帰国後もまたすぐに行きたくなるのです。


 いろいろ思い出のプチ絶景ありますが、例をあげればイタリアならアッシジの街をアッシジに向かう「麓から見上げたアッシジの街」、フランス、パリなら、メトロTROCADERO駅を地上に出て正面のラウンドアバウトから振り返ったときに見える「エッフェル塔」がどの場所から見るよりもよかった。