先日F1引退宣言したcologneですがレースはずっと観戦していました。

 サンマリノGPは久々にM・シューマッハの鬼神のごとき走りを見ることが出来て大満足でした。

 ブリジストンタイヤの性能UPが要因かとも思いましたが、M・シューマッハ以外の上位入賞者が全てミシュランであったことからもタイヤではなくM・シューマッハの実力に裏打ちされた気迫があそこまでレースを盛り上げたのだと感じました。

 

 アロンソとシューマッハの13周以上に渡るバトルに、92年モナコGPでのセナとマンセルのラスト2周の伝説のドッグファイトを思い出しました方も多かったのではないでしょうか。

 直前の周回で1秒以上速いラップを出しているM・シューマッハが、10周以上かかっても前を行くアロンソを交わすことが出来なかった状況をイモラのコース幅が狭く、追い抜くポイントがないことが最後まで追い抜くことが出来なかった敗因と見解をとる方がいるとしても、それは正しい評価ではないと考えます。

 M・シューマッハはそれまでに何台となく追い抜いて来ていましたし、3位入賞となったバトンを一瞬のうちに交わした走りは鳥肌ものでした。

そのM・シューマッハを最後まで交わさせなかったアロンソ、彼もまたルノーマシンの性能に頼っていたドライバーとしてではなく、凄腕のドライバーであることを立証したといっていいでしょう。

 これからの彼らの闘いに大いなる期待をよせて観戦していきたいと感じました。

 

 しかしM・シューマッハのレースに対する読みには感服しました。

 トゥルーリに関わらず上位の誰かが壁となって弱冠のペースダウン走行を余儀なくされることを予め計算して燃料を多めに積んでおき、壁となっていた各車が燃料補給でピットインする間にファステストラップを連発して、自らが給油のピットイン後にはトゥルーリ以下の各車全てを後方に追いやっていたこと、マシンとドライヴィングに頭脳が加味された最高の作戦でした。

 

 そんなM・シューマッハですが、表彰式ではM・シューマッハもトゥルーリもお互い目線を合わせることは一切ありませんでした。

 M・シューマッハはよほど悔しかったのでしょう、勝者をシカトするM・シューマッハ、初めて見ました。(笑

 

 勝手にF1引退宣言をしたcologneでしたが若いドライバーがたくさん出てきています。

 海外ではロズベルグやピケといったセナが出る以前までのトップドライバーたちの息子がF1を目指しています。

 日本でも星野一義氏や中嶋悟氏、黒澤元治氏(がんさん)の息子たちがF300で活躍しています。

 親の七光りといっても、それはレースデビューするまでの有利な道具ではあっても、実戦では通用しないものです。

 彼らの中からも素晴らしいドライバーが出てくることも期待しながらF1をこれからも観戦していこうと思いました。