全国的なニュースにはなっていないと思いますが大阪市の職員

がこの不況のご時世にもかかわらず、長年にわたって福利厚生に

名を借りた現物給与やカラ残業や出張、まだまだあってきりがな

いから省略しますが、破産寸前の地方自治体でありながら一向に

改善されていなかったことをマスコミが取り上げました。


 それを機会に、ようやく大阪市もばれたところは改善に乗り出

したのですが、今度は大阪市職員で構成する市労働組合連合会が

大阪市に対してクレームをつけている、との記事をみかけました。


 概要はこうです、大阪市が五つの職員互助会に対して年間80

億円のの公金を投じていて、これらの公金の使いきれなかった蓄

積残金が192億円あるとのことです。このうち141億円は大

阪市の公金が使いきれなかった蓄積金なので返還しなさい、と提

案したところ、五つの職員互助会の最大組織である市労働組合連

合会が差し止めの仮処分申請を大阪地裁に申請したとのことです。


 この理由がまたすごい理由です。

 大阪市が理事会で公金蓄積金の返還を議題に挙げることを事前

に察知した市労働組合連合会は理事を全員欠席させ、理事会を不

成立に
しておいて、大阪地裁への仮処分申請理由を「理事会の承

認を得ていないから無効である」
との理由にしたのです。


 大阪市民のことなど、頭の片隅にもない。

 知り合いに大阪府の職員や市の職員もいます、彼らの中には真

面目な職員もいます、なんて言いません。

 真面目そうに見えるだけで彼らは極端に自分の職業を隠します。

 口を開く人でも公務員としか答えません。

 こちらの職業、会社名、住所、家族構成、子供関係、それら全

てを先方は知っていても、こちらはには絶対に話しません。


 本題に戻ります。

 使い切れなかった公金を返還もせず、返還すると互助会の運営

に回復しがたい損害を受けるから
、との理由で仮処分申請してい

るこの感覚こそが、大阪市に代表される自治体の破産を招いてい

ることを理解しようとする気持ちは彼らには全くないようです。