歴史書ってあまり読まないんですけど、

 

最近読んだ中で「菜の花の沖」って本があります。

 

歴史、というより高田谷嘉兵衛という人について書かれていますが、

 

彼のマインドセットは大変納得しましたので、本日はそのシェアを行います!

 

 

だいぶ端折っていますので、解釈違いもあると思います。

 

 

端的にいうと、どんなつらい時でも2つのことがあれば、

乗り越えられる、というものです。

 

1つは人間は忘れる生き物である、ということ。

 

今日何か新しいチャレンジをして失敗したとしても、

今日何か嫌なことが降りかかってきたとしても、

人間は忘れることができます。

 

 

もちろん覚えることもできるんですが、

不要なことであれば、忘れて良い訳です。

 

つまり過去を捨て去ることができます。

 

それは心理学や哲学、脳科学、量子力学でも言われていることです。

 

今回の本ではなかったんですが、

私たちは過去と現在はつながっていないという解釈で

書かれていた本があります。

 

水道の蛇口をひねると「水」が出てきます。

 

しかし、水が流れるようですが、

正確には一滴一滴の集まりでしかありません。

連なっているようで、独立したもの。

 

 

この感覚が時間でも使えます。

例えば、蛇口の下にバケツを置くとしましょう。

 

そして、水を注ぎます。

 

この水の一滴一滴に

「私はダメだ」「ツラい」「約束を守れない」

という言葉が含まれていると、

このバケツには「嫌な自分」「嫌いな記憶」が

たっぷり含まれた水が溜まります。

 

 

これが過去の私たち、というような考え方です。

 

忘れる、というのはこのバケツの中の水を捨てる、ということ。

 

人間は水の中身を今からでも変えられます

 

新しい自分にいつでもなれます。

 

忘れる(捨て去る)ことさえできれば、、、。

 

 

そして、2つ目。

人間は現状が苦しくても、

未来に希望が描ければ、チャレンジし続ける生き物

 

ということ。

 

 

マインドセットの中では繰り返しお伝えしていることですが、

「未来を描く時間」取ってますか?

 

このことができなければ、なかなか難しくなります。

 

ただ、難しく考える必要はありません。

 

今日の晩御飯何作ろう?

でも未来のことです。

 

 

肝心なのは私たちがどの程度の未来を考える時間が多いか、

ということです。

 

 

まずは、未来を少し考え、それに気付くこと。

 

そこからスタートしていって

3時間先、1日先、1ヶ月先、1年先、というように膨らませていけば、

必然的に未来を考えるということができるようになります。

 

私たちは大抵の場合において「未来」は考えています。

 

課題はそれがどれくらい「先」のことであるか、

ということです。

 

 

そして、その先に希望があるように描く練習をしていきましょう。

 

端的にまとめると本日のマインドセットは

過去は忘れて、未来を描こう

 

と、ありきたりなものになりますが、

 

考え抜かれたシンプルさの中に本当のマインドセットがあります。

 

一旦嫌なことは忘れましょう!