7月24日
金曜の夜、仕事から帰り自宅でわずかな仮眠をとって向かった先は都立木場公園。昨年に続き真夏のブルベ200kmに参戦してきました。今年はナイトスタートだ!

スタート~PC1



・自宅23:15出発、自走約11km、木場公園23:45着
・受付 検車 23:45~24:00
・ブリーフィングなし
・スタート 0:00~
・PC1&軽食休憩 3:11(60km地点 セブンイレブン岩井長谷店)


深夜の公園を出発して、日本橋へと向かうあいだに早くも問題発生。サイクルコンピューターが作動しない。電源は入っているのに距離・速度の反応がない。センサーの異常のようです。センサー部の電池が切れてしまったのか。前週山中湖遠征のときの雨でやられてしまったのか。仕方がないので、スタートして3kmで早くもコンビニ休憩をすることに…(汗)

新しいボタン電池を購入、交換してホイールを回してみると… 作動しない!なんでどうして?WHY?Fxxk!…かるいパニックに陥りました。というのもブルベは主催者指定のルートを走らねばならないから。指定のルートを走るためには、サイコンの距離を頼りに進むべき道を「○km地点を右、△km地点を左」といった具合にトレースしないとミスコースしてしまいます。。むむぅ。参りました。しばらくは前走者のあとを追いつつ、体感速度を維持しながら走行時間を計る(そして頭の中で距離に換算する)という地道な作業を強いられました。おかげで眠気に襲われずに済みましたが。

PC1ではスポーツ羊羹、ブラックサンダーを摂取し、ボトルにスポドリを補充。



~自主エイド



・通過チェック 6:00ころ(108km地点)
・自主AS&朝食休憩 6:10(113km地点 セイコーマート八郷小幡店)


PC1をリスタートするころにはほぼ単独行、前にも後ろにも人がいない。そしてサイコンは復旧していないままなので、誰かの後をつけるという作戦はもう使えません。曲がるべき交差点名と目印を覚えて、見過ごさないようにしないと恐怖のミスコースを冒すはめになります。夜の田舎道は暗く、しかもこの日は濃霧。日中の湿った空気が、夜は冷えて水蒸気となり、低地に溜まるという現象が起こってました。とくに利根川CRはひどい濃霧で、実感としては視界10メートルあったかどうか…

4時を回るとうっすらと空が明るくなり始め、と同時に気温が徐々に上がっていくのを肌で感じます。ようやく霧が晴れて目の前には筑波山。「おォ筑波山!オォ不動峠」見慣れた風景を前にし妙に安心した自分がいました。ここまでは楽な平坦路でこれから登る峠道のほうがよっぽど辛いはずなのに、山に勇気付けられた自分。さァ早朝の不動峠、表筑波スカイラインを上るのだ。

全行程の約半分を過ぎ、風返し峠から下るところで通過チェック。といっても無人のチェックポイントです。ダウンヒル途中の3.5km地点(全行程では108km地点)にある看板の文字を答えよ、というものでした。これを回答できないとフィニッシュしても認定されません。

ダウンヒルして自主ASのコンビニで朝食休憩。 おにぎり、カップスープ、缶コーヒーを摂取。ボトルに水とロックアイス半分を補充。ロックアイスの残り半分はストッキングに入れて背中に投入。背中ゴリマッチョ状態ですが、溶けるまでのあいだは暑さをしのげます。



~フィニッシュ



・PC2&軽食休憩 8:56(169km地点 セブンイレブン流山駒木西店)
・Finish 11:02(202km地点 ファミリーマート日本橋浜町店)
・ゴール受付 11:30(浜町公園)

利根川に隔てられた取手と柏を結ぶ全長2.4kmの新大利根橋では、車道は自転車通行不可のため歩行者に気をつけながら歩道を進みます。PC2ではおにぎり、野菜ジュース、炭酸飲料を摂取。スポドリ、ロックアイスを補充。

冷房が効いたコンビニから灼熱の路上に出た直後、横目にちらとコメダ珈琲が見えたときは一休みしてそのままいっそDNFしよう、と本気で思いました。夜通し走った体が無性に珈琲と冷房を欲していたようです。

流山橋を渡って右岸CRで江戸川を下ること8km、ようやく都内へと戻ってきました。思えば深夜の日本橋から暗い夜道を走って埼玉県、千葉県、茨城県へと入ったのですが県境はまったく気づきませんでしたね。

ここから先は都内の生活道路。慎重に進みます。歩行者の急な横断、自転車のながら運転、路上駐車などなど。危険が潜む都心の道。ストレスがたまりますが、焦りは禁物。急いでもろくなことがありません。

ゴールの浜町公園の体育施設に着いたのは11時半。ゴール受付が屋内プールの館内にあったのは、とても助かりました。涼しくて生き返る。水着も持って来ればよかった(笑)





サイコンは後半区間で復活、センサーが働き始めました。
コンピューターのくせに寝てたのか!?原因不明です。再現性がなくて謎が深まるばかり…