材料から料理を決める素晴らしさ。 | Colly's Camp

材料から料理を決める素晴らしさ。



僕が料理を始めたのは今から10年前。

何を作っていいやらわからず、とりあえず作ったのはチャーハン。焼きそば。焼きうどん。


基本的に、本を見ながら分量を量りながら作るのがあまり好きではないので、いつも違う味。

不味い時も、旨いと言い聞かせながら食べていた。


あれから10年。調理師免許も取ったし、料理の幅も和食からイタリアン、フレンチまで広がった。

でも、良く考えると、材料さえ揃っていれば、ある程度の物は作れるのだ。


だから、僕の家のキッチンには色んな調味料が揃っているし、干し豆なんかも結構ある。



そして今晩。買い物に行くのも面倒だった。暑いし・・・。

僕の家にはエアコンが無いから、今日はとても暑い。温暖化。地球がヤバイ。


でもお腹はへるわけで、とりあえず冷蔵庫を開けてみる。


職場から貰ってきたズッキーニと、近所のオバちゃんに分けてもらったささげ。

先週買ったアスパラガスの余りと、これも近所のオバちゃんに貰ったジャガイモ。


夏野菜づくし。


トマトベースのパスタにでもしよう、と思ったらトマトが無い。トマト缶も無い。

出来ればすぐに食べたい。


すぐに食べたい時はパスタと相場が決まっている・・・。もちろんウチではということだけれど。


冷蔵庫を隅々まであさりながら、頭の中でレシピを組み立てていく。


僕はこの作業がたまらなく好きだ。


そして出来上がったのが「夏野菜とレンズ豆のパスタ」。

彩りにピンクペッパーをのせる。


レンズ豆とピンクペッパーが在庫してある辺りが普通じゃない。


でも、本を見て「今日はコレを作ろう!」と意気込んで、レシピにあるものを買いにいく料理もいいけれど、

限られた材料の中で、臨機応変に調理することって、凄く大事なことだと思う。


飽食の時代だから、食べたい物を作ってしまいがちだけれど、冷蔵庫で使われることを待っている食材をしっかり調理してあげることって「食」の基本だ。


田舎は畑を持っているから、ナスが出来る時はナスばかりが採れる。

食卓には毎日ナスがのる。

お母さんはみんなが飽きないように調理法を考える。

レパートリーが増える。


これこそが「こころの豊かさ」と「食の豊かさ」の融合なんじゃないか。


偉そうなことを言ってるけれど、今日の「夏野菜とレンズ豆のパスタ」から数品材料が不足していたら、僕の頭は空腹でパニックになっていただろう。


味は美味しかったけど、まだまだです。