御葬式というと
レクイエム<死者のためのミサ曲>
Faure Requiemはスゥーと浄化されていく様な、
導かれる様な、理屈では語れない“音楽の力”を感じます。
大好きな作品です。
特に最後の第7曲
IN PARADISUM<天国にて>
〈天国にて>は、
ローマ・カトリック教会の死者のための典礼
①柩をむかえる部分
②ミサ聖祭
③赦檮式及び埋葬式
の中の③赦檮式及び埋葬式の部分に含まれる(柩をはこぶ際に歌われる)交唱です。
たいていの作曲家のレクイエムには付されていないこの<天国にて>の作曲を思い立った理由は、
レクイエム自体を作曲する動機となった最愛の父の死、
父に最後の安息の祈りを求めたのではないかともいわれています。
宇宙まで拡がっていく様な平安にみちた浄化された旋律が本当に美しいです。
IN PARADISUM
~天国にて~
In paradisum deducant angeli
in tuo adventu
suscipiant te martyres,
et perducant te,
in civitatem sanctam Jerusalem.
Chorus angelorum te suscipiat,
et cum Lazaro quondam paupere
aeternam habeas requiem.
天使らが、あなたを天国に連れて行くように。
あなたがそこに着くとき
殉教者たちがあなたを出迎えて
あなたをみちびくように
エルザレムの聖なる町に。
天使のむれがあなたを出迎え
かつて貧しいラザロの入ったその
永遠の休みにみちびかんことを。
楽譜を衝動買いです♪
Colluce・コルーチェ