数年前まで
庭(猫の額ほどのね)に
ミモザの木がありました

毎年
この季節になると
沢山楽しませてくれた
ミモザの木


あれは2年前のこと
ミモザがポワポワと咲き始めたころ
私は楽しみに
最初の数本を切ってもらい
部屋に飾りました

数日後には
沢山開くミモザを想像して
楽しみに待ってくれている友達へ
お届けすることを考えながら…

私は手足が不自由なので
枝を切るのは
いつも主人にお任せして…
頼んでいます


その日も
いつものように
開きかけたミモザを沢山切って
バケツに入れてくれていました


でも…
何かがいつもと違うガーン

え?え?え〜⁈ポーン

驚きで声も出ませんでした
まだまだ蕾があるミモザの木
あと少しの間
楽しめるはずのミモザ

いえいえ
あと少しどころか
翌年が来ないのではないかと
思えるほど
枝が切り落とされていたのです

何が起きたのか
何故?こんなことをされたのか?
その理由を聞くまで
怒りを抑えるのに必死でした

怒りは二次感情です
冷静に一次感情を並べました

まだ咲こうとしていた蕾があったのにショボーン
可哀想すぎて残念えーん
なぜ花の心が分からないのガーン
葉っぱがないと光合成できない
小学校で習ったよね?

どんなに並べてみても
到底落ち着いてはいられない
ふつふつと湧いてくる
二次感情の怒り


こんなに枝を
どれもこれも
葉がついた枝を根本から切り落として
葉がなくなった枝に
光合成をすることはできない
木に栄養は届かない

来年どこからも
蕾は出てきそうもない
私にはそれが分かりました


おバカさんな主人には
それが分からなかったのです
大木になりつつある木が
近所迷惑にならないように…と
切り落としたのだそうで…悲しい



その後
木が生き返ることは
ありませんでした

栄養を取り込めない木は
夏の終わりに
どんどん枯れていきました
その様子と共に
私の体にも…

きっと
木の精霊たちからの
悲しみが伝わってきたのだと
そう思えました


人も花も木も
育てるということは
心を育てるということ
小さな花や木にもね
心があるんだよ

小さな蕾をつけて
花を咲かせ
みんなを喜ばせようとしてる


そんな話を
おバカさんにしたけれど
伝わったかどうかは…


一昨年の悲しい出来事
やっと文字にすることが
できました