30代のキャンディが、アルバートさんと暮らしていた頃を振り返っているシーン
兄と妹。
アルバートさんとは、そう偽って暮らしてきた。
家族と暮らすというのはこんな感じなのだろうか。
いや、家族とは少し違っていたのかもしれない。
うまく説明できないけれど、心のどこかで、アルバートさんは特別な存在なのだ、とわかっていた。
下巻p241
アルバートさんのことを"家族(兄)とは少し違った特別な存在とわかっていた"と言っています。
これが、"あのひとはアルバートさん"の暗示と思えるかもしれない。
けれど、16,7歳の頃の手紙を読むと……
早く記憶が戻ってほしいと願いながら、このまま兄と妹として暮らすのも悪くないかな、と思ったり……今は養女だもの!
ほんとは"父上さま"ってお呼びしなくてはいけない
「今は養女だもの!」
名木田先生は、感嘆符!でキャンディの気持ちを表してます。
素直にキャンディは、偽りの兄であったアルバートさんが実は養父だったと判ったことに感動してると読めます。
なので、"家族(兄)とは違った特別な存在"は異性愛を意識したものではないでしょう。(^^)