口コミ隠れ家サロン【Angelica】東京駅から約10分♪
もし、ぐっすり眠っている
あなたを見るのが
これで最後だと知ってさえいたら
私はあなたを
もっとしっかり毛布に包んであげ
神様の祝福を祈っただろう
もし、外出するあなたを見るのが
これで最後だと知ってさえいたら
私はあなたをしっかり抱きしめ、キスをし
出かけるあなたをもう一度呼び止め
もう一度しっかり抱きしめたことだろう
もし、あなたの心からのほめ言葉を聴けるのがこれで最後だと知ってさえいたら
私は、それを毎日繰り返して見ることが出来るように、あなたの言葉とその態度のすべてをビデオに撮影したことだろう。
将来の道を考えるための
明日はきっとあるし、きっと来ると考えている。
すべてをやり直すための明日は
きっとくるはずだと私たちは考えている
「愛しているよ」
といえる別の日がいつか必ずあるのだろう
「何か手伝いましょうか」
と言える機会がまたきっとあるのだと思う。
しかし、万一それが間違いだったら
あなたはどれほど愛しているのかを伝えられるのは、今日しかないのだ。
そのことを決して忘れないようにしたい。
若者にもそうでない者にも
明日という日は約束されているわけではない。
だから今日こそ、あなたが愛する人をしっかり抱きしめることができる
最後の機会かもしれないのだ。
もし、あなたがなすべき明日が待っているのであれば、今日実行してみたらどうだろう。
もしかしたら明日は来ないかもしれないし
そうなったら、きっとその日あなたは後悔することになるだろうから。
笑顔を見せ/抱きしめたり/キスしたりするためのほんのわずかな時間
相手があなたに求めている、唯一の
最後の願いだったかもしれないそれらのことを
多忙を理由に拒否してしまったとしたら
きっと後悔することになるだろう。
だから、今日
愛する人をしっかり抱きしめよう。
そして耳元でささやこう
愛していることを。
いつも大切な人だということを。
「ごめんなさい」「ありがとう」「大丈夫」
「いてくれてありがとう」と時間をとって伝えよう。
そうすれば
もし明日が来ないとしても
今日、この日に後悔することはないだろうから。
1989 "Tommorow Never Comes"
(関根一夫 訳)