時は90年代前半の日本。

そこはアカデミックで破茶減茶な王宮。

神である学長先生と高貴な先生方、

そして、その気高い血筋の意味さえもまだ知らずに、自らを模索し藻掻く個性豊かな学生たち。

 

・・・でもハチャメチャ過ぎたかも、、、

 

何気なかった日常がキラキラ輝いて思い出せると、今を充実させようと頑張れます!

 

 

Mちゃんは当時有ったファッション雑誌『ヴァンテーヌ』系ファッションで、顔はブルック・シールズに似ていると言われるような美人。将来はヨーロッパに住みたいの!と目をキラキラさせて話していました。手モデルもしていたっけ。

 

そんなMちゃんは英語やドイツ語を熱心に勉強していて、大学の授業も全て前の方の席でしっかり受けていました。

 

或る大の教授方の講義は教科書棒読みの方は少なく、充実した内容を熱心に講義してくださる方が多かったです。

長い時間の底へ落ちてしまった素敵な講義内容を、今必死に手探りしているような気持ちです。

記憶の蘇る小さな錠剤が有ったら、何色だろう?カプセルよりはなぜか錠剤。虹色に輝く錠剤であって欲しい。

 

虹色のもやもやが入ったカプセルだったら、なんだか嘘の記憶が出来てしまいそう?

 

さて、Mちゃんはヨーロッパ移住には関心の無い彼氏を大好きで、彼との未来の展望の違いを気にしていましたが、

その後その彼とは、在学中に彼からの理由で別れてしまいました。

 

私は大学卒業後、仕事に没頭。さらにジェットコースターのような暮らしに振り回され「生ける屍」に(笑えない)。

屍だけど生きているので「動いて」いますので、趣味の発表会なんてものもやってみたりしました。

 

屍から復活し、なんとか自分を取り戻そうと開いた発表会のご案内を送りたくて卒業者名簿を開いたら、

Mちゃんは結婚してスイスに住んでる事が分かりました。

Mちゃんはヨーロッパに住んでいる親戚は居ないから、そういう足がかりは無いの、

と残念そうに話していた事が有ったので、本人の努力の結果だと直ぐに思いました。

 

大学時代の夢を叶えたんだ~と尊敬の念。

 

発表会にも小さなお嬢さんと来てくれて大感激!!

卒後20年近く経つのに、

大学時代の外見と全く変わり無いMちゃんにびっくりしつつ、

大学時代のノリで明るくいっぱいおしゃべり!

一緒に発表会を開いた友達が2階で聞こえた様子は何人も来ているかのようだったそうです。

 

Mちゃんは大学卒業後、大学で学んだ分野で海外勤務の出来る機関を選んで就職し、スイスへ渡りその機関で働き、そこで出会ったスイス人の男性と結婚したとのことでした。

 

自分を振り返ると、未来を創る夢や展望を私はどこか諦めていて、それ故に目的を持った努力を何もしなかったと思うと

着実に現実を見据えて、夢の実現に向かって行動していたMちゃんが、大学生活の思い出の中で燦然と輝いています。

 

日々を丁寧に生きること。

未来を諦めないこと。

 

夢は現実の今なのだと。