2022年9月8日、エリザベス女王のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。

国際社会からも女王の功績をたたえ、追悼の声が相次いでいますね。

バッキンガム宮殿に虹が現れ、天も女王の死を悼み、長い間お疲れさまと言っているかのようでした。

 

1952年、25歳という若さで即位され、70年もの間、英国のために身を捧げてこられました。

今年の6月2日にエリザベス女王在位70周年【プラチナ・ジュビリー】の記念式典が行われたばかり。

【プラチナ・ジュビリー】って高貴な雰囲気の素敵な響きですね。  

イギリス国民がこぞってお祝いしている華やかな祭典を見て、外国人である私達多くの人も一緒にお祝いしていたことでしょう。

そのイベントの中でもパディントン・ベアとのユーモラスな動画は印象的で、国民から慕われる女王のお人柄が伺われました。

 

この在位70周年を迎え、女王はチャールズ皇太子が国王に即位する際にはカミラ夫人が『クイーン・コンソート(王妃)』と呼ばれることを願っているとメッセージを公開しました。

チャールズ皇太子の結婚当時、女王はカミラ夫人に対して嫌悪感を示していると言われていました。

(ダイアナ妃のファンだった私も複雑な思いでした)

カミラ夫人に与えられる称号は『プリンセス・コンソート(王の配偶者)』だろうとの世論に対し、女王が『クイーン・コンソート(王妃)』の称号を与える選択をされたことに驚きましたが、寛大なお心を示されたのは王室・国家の安寧を願ってのことかもしれませんね。

カミラ夫人が王室に受け入れられ、女王とも、王室の人々ともいい関係を築かれてきたのかもしれません。

穏やかで平和な王室であることが何よりです。

あとは、女王のご逝去により再会したウィリアム皇太子・キャサリン妃とヘンリー王子・メイガン妃とが互いに歩み寄れたらいいですね、女王もきっと願っているはず。

 

私は趣味のミニチュアハウス(リリパットレーン)を通じて英国とご縁ができました。

そのお陰で多くの方とご縁ができ、一緒に楽しみ、心豊かに、生きがいのある第二の人生を送っています。

今回の女王の訃報を受け、女王への関心が深まりました。どんな人生を歩まれたのか、どんなお人柄だったのか等。

女王についての様々な記述を読みました。

エリザベス王女は当時、力強い性格で責任感が強く、子供時代から既に注目されていたそうです。

女王になる素質があり、なるべくして王位に就かれたのかもしれませんね。

第二次世界大戦中、王女はラジオ放送を行い、子供たちの士気を高めました。

また、慈善事業を支援し、驚くことに18歳にはイギリス女子国防軍に参加されていました。

自動車の運転や機械整備などにも従事されたそうです。

勇気と行動力をお持ちだったんですね。

国民が身近に感じることができ、国民から敬愛されないわけがありません。

様々な記述や画像から私も女王への敬愛の気持ちが深まったのでした。

 

リリパットレーンは2016年まで製作されていました。

2002年には女王の在位50周年を記念してコテージや機関車・駅舎が作られました。

そのコテージにはカラフルな旗や風船、ユニオンジャックが飾られ、庭ではパーティが開かれています。

ゴールデン・ジュビリーの様子も会員誌で紹介されていました。

  
 

 

女王を偲びながら、女王が過ごされたお城や宮殿をリリパットレーンとともにご紹介したいと思います。

女王がフィリップ殿下にプロポーズされた思い出の場所、最期に過ごされたお城、スコットランドの【バルモラル城】です。

ミニチュアハウスですがとても精巧にできています。ぐるりと一周してみましょう。

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 

女王崩御の翌日、チャールズ新国王が新しい君主として即位されました。
女王の棺はエディンバラ宮殿~バッキンガム宮殿~ウェストミンスター宮殿へ運ばれ、数日安置されます。
国葬は19日にウェストミンスター寺院で行われます。
その日にまたバッキンガム宮殿とウェストミンスター寺院をリリパットレーンとともにご紹介したいと思います。

 

*兵隊さんは会員様からの情報で『パンと音楽とアンティーク』というイベントに行き、見つけてきたものです。

 情報をありがとうございました~❤