小学2年生だった


昼休みに鉄棒から

大きくジャンプした


着地に失敗して

左腕に衝撃的な痛みが走った


その時はなんか分からなくて

痛かったけど我慢して家に帰った


テレビを見ても痛みが消えない

父が帰ってきて僕を見た途端


骨折れたんと違うか!

という


なんでわかったのだろう

ほねつぎの医者に連れてってもらった


レントゲン撮ってもらったら

骨折ではなくヒビが入ったとのこと


右手は使えたので

箸は持てたしえんぴつで字も書けた


それでも学校は

何日か休んだ


家で寝ていると父が

バナナを買ってきてくれた


当時、バナナは高くて

なかなか食べられなかった


嬉しくて2本食べた

あの甘さを今でも忘れられない


結局、骨折が完治するまで2ヶ月ほどかかった