前5話ともしらずに笑・・・・
慌てて・・・4話と5話を見て・・・・・
ここに書こうかと思っていたのだけれども・・・・
手が止まっている笑。
3年後の史郎に面会を希望してきた杏奈のあの一言
4人が「擬態」していた。
榊一郎になのか?それとも美になのか??
たぶん、はじまりのきっかけは‥一郎の発想「人間標本」と
留美を救ってくれた史郎(6歳??)の標本・・
多分?設計モデルになっているのはその標本(蝶の目線からの彩りの色彩の絵に蝶の標本)
そして影響を与えている絵画は一郎が書いた母の肖像画(人間標本の発想(ヒント)を促すような・・)
蝶の世界観と絵画という美術的感性と・・・それらの枠で標本を考えているということは・・・もしかしたら留美はこの世で唯一の理解者である史郎に何かしらのメッセージを残したかった。
まぁそれらの推測や物語に関することは
他のネタバレなどで観てもらったり読んでもらったりしたほうが良いかと思う。
私の中でこの擬態と言うことが悶々とする。
たしか・・?杏奈は4人が擬態していた語った。
そのとき私の中で思い出すのは・・・
私たちが赤ちゃんとして生を与えら得た時・・・
真っ先に誰から学習(模倣)するのかと言えば母親だといわれている。
(推測だと‥初めて・・長く接する人が母親だからだろうと思う)
つまり親たちから学習をしていく。
子どもたちは親によろこんでほしいと喜ぶようなことをしてほめてほしかったりする。
杏奈は母留美に認めてほしかったという要素があることはわかる。
至もどこかで父史郎に認めてほしい(許してというよりも・・・
父ならばわかってくれるだろうという希望・望み?)・・そんな部分があった。(何か私の中ではラストメッセージが・・・)
史郎もまた・・・父の感性には届かず・・・画家の道をリタイアしている。かれまた自分の世界観を持ちたいと願っていた。
どこかで・・・杏奈と同じような何かを持っていたのかもしれない。
留美もどこかで・・・薄れゆき能力の狭間と・・訪れず死の時に・・
彼女は集大成の美「色彩の世界」を唯一の共感者史郎
史郎が自分の色に味方の扉を開いた初めての人でもある、
にどこかで認めてほしかったのではないかと思う。
それはまるで初めて史郎に褒められた時と同じように・・・・
6歳の頃に初めて史郎のつくっ標本と出会って彼女が救われたように・・・
これらのようなことを考えていると・・・・
他にも多分いろんなことが考えられるのだろうけれども・・・・
「擬態」
この擬態って
生物…私たち人間もなにかしら擬態をしていたりすることに気が付く。
ちょっとおかしいかもしれないけれども
ファッションも実はこの一つではないのだろうかとも考えてしまう。
例えば好きなアイドルや憧れる役者や憧れるドラマのキャストなど・・・
コスプレ・・・
それに似せて様子や姿を楽しむことで・・・憧れる者に近づく・・・
利益を得る。
留美もどこかで美に依存し擬態し・・美を生み出す・・何かに囚われて美にすがり美の神から・・・・何かを得たいの望んだのか??
私の中ではこの擬態が対話をいま広げていく・・・・
ドラマラスト周辺で史郎は至が実行犯ではなく発見者で自分に殺されることを望んで知っていたということに気が付き落胆するんだけれども・・・違う別の意味から考えてみると至のラストメッセージにある父の愛で・・・
史郎は息子を殺人鬼ではなく至して死なせると‥考えた。
父の愛のもとで殺害されたと解釈した場合・・・
彼はこの行為を通じて救われたのかもしれないと考えた時・・・
史郎は至が自分を殺すと知っていてと言う意味が少し異なり
尊敬し愛する父の手で罪を裁かれ時を止める・・この行為はもしかしたら・・・彼からするとわかってくれた(助けてくれた)と解釈できるのかもしれない。(また違うたすけかたもあっただろうけれども)
このドラマを通じて思うのは誰もが自分の世界観を開きたい
持ちたちと望んでいる、それを誰かに認めてもらいたい、
世界に・・・・それにすがる・・・・
そしてそれらについて救っている人たちがどこかにいる。
私の解釈は他の解釈と全く違うために
ドラマの物語としての参考にはなにもならない笑。
ドラマ中に人に好意や優しさを利用したりする場面があるけれども・・・ちょっとでも救われているというシーンが小さくどこかにいっぱいあったりする。
どこかで私は留美が首謀者ではあるのだけれども
美に執着していたというよりも
どこか‥彼女の寂しさが見えるような気がしてならない。
たぶんどこかで‥彼女もまた救われたいと願っていたかのように
(色彩の魔女的な能力(画家として)が死後永遠と評価されていくという)
*(付け足し)このドラマを観ながら思い出していたことがもう一つある。RDIという養育支援プログラムを学習しているときに教わった
私たちの抵抗による特性4つの分類。
■積極的対抗、回避的対抗、行動停止、意思、感覚の放棄