こんにちはようこそ
似合う色で自分らしお洒落を楽しむ
パーソナルカラーと
小さな不調を改善するおうち薬膳の
中山 静江です
自己紹介
夏になると・・・
今日は『土用の丑の日』です。「う」のつく食べ物で精をつけて夏を乗り切りましょう!!
なんて、聞いたりしませんか?
実はこの「土用」って年に4回あるのです。
ん4回も
そう。各季節ごとにあるのです。
土用とは、季節を分けた歴の区分により、立夏・立秋・立冬・立春になる
前の約18日間の「期間」を表す言葉。
そう!季節と季節の変わり目。次の季節への移行期間のことなのです。
2022年度でいうと 立春が2月4日ここから春になるので、この前の18日間が冬の土用。
ちなみに、丑の日の「丑」は、十二支「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の中の「丑」のこと。
つまり、土用の丑の日というのは、二十四節気の中で数えた18日間の内の「丑の日」を指します
冬の土用は1月17日から2月3日
冬から春へのバトンが渡されるこの期間になると、
ふきのとうなどの山菜などもちらほらみかけるようになるよね
この各季節の移行期間を目安にして、カラダを整えると
次の季節を健やかに過ごすことができるようになります
ところで、夏にウナギを食べるようになったのは、1000年以上も前だそう。
万葉集にこんな歌が載っています
現代訳でご紹介すると 「痩せている君 夏痩せにはウナギを食べるといいよ」 大伴家持
家持ちさんが友達の石麻呂さんに宛てた歌だそうです。
優しい〰️優しすぎるう
平安の時代にも猛暑ってあったんだ・・・
よほどお友達は夏痩せしたのだろうか・・・
平安時代からうなぎは栄養満点な滋養強壮食として
食べられてきたことがうかがえるエピソードでした
薬膳でも季節ごとにカラダを整えることはとても大事とされていて、
各季節ごとに五臓も影響をうけるとされています。
土用の期間や梅雨の時期は五臓の「脾」が影響を受けやすいとされています。
「脾」はカラダのちょうど真ん中に位置し食べ物を受け止め
「消化吸収」して気血を作り出す場所。
脾を整える食材を意識して取り入れたいですね
二十四節気の雑節「土用」のお話でした!