こんにちはようこそ
似合う色で自分らしお洒落を楽しむ
パーソナルカラーと
小さな不調を改善するおうち薬膳の
中山 静江です
自己紹介
どこまでも澄み渡る秋の青空が広がった彼岸の中日。お墓参りに出かけると・・・
あれ?あれれ?いつもとなんだかちょっと様子が違うぞ?
緑・紫・白に赤と黄色
いつもはかかってない五色の幕がかかっているぞ?いったいなんだろ
この五色は古代中国の思想哲学「陰陽五行」に由来しているんだ。
薬膳でも「陰陽五行」が取り入れられていて、「陰陽」は陰と陽のバランスが取れている状態が健康
五行は季節や臓腑、味や色とも対応していて、体質や季節によって食材選びや養生のコツがわかるんだ。
陰陽についてはこちら
さて、仏教ではこの五色にどんな意味があるのかな
一般的に仏教の五色は仏陀(お釈迦様)の体や教えを表しているのだとか。
緑(青):仏陀の髪の色
「心乱れず穏やかに生きる」
黄 :仏陀の体の色
「豊かな姿で確固として揺るぎない性質」
赤 :仏陀の血液の色
「人々を救済しようとする慈悲深い心の精進」
白 :仏陀の歯の色
「さまざまな悪行や煩悩を浄める清浄」
紫(黒):仏陀の袈裟野色
「侮辱や迫害に怒りを抑えて耐え忍ぶこと」
※宗派によって解釈が色々あるようです。
ここでは一例です。
こんな風に五色でお釈迦様の教えを伝えているんだね。
実はこの五色。暮らしの中でも様々な場面で見かけるよ。
たとえば、七夕🎋でお馴染みの五色の短冊♪
願い事の内容に応じた色の短冊に書くと、
叶いやすいといわれているよ。
もう一つ、節句でいうと、屋根より高い鯉のぼり🎏の吹き流し。
子どもに災いなく元気に成長しますように!という魔除けの意味が五色に込められているのだとか✨
観光地 横浜中華街にも五色が生きているよ
朝暘(青)・朱雀(赤)・延平(白)・玄武(黒)そして中央に鎮座する関帝廟の屋根(黄)
中華街が五色で守られているんだねさすが陰陽五行の本家
それから、相撲の土俵の真上にあるつり屋根にご注目
屋根の四隅におおきな色のついた房が下がっているんだけど、見たことあるかな?
東に青、南に赤、西に白、北に黒の房が下がっているよ。
あれれ黄はどこだ?
黄色はちょうど真ん中!そう、土俵だよ♪
テレビで相撲をみたら、つり屋根にご注目くださいませ
五色って、お釈迦様の教えだったり、願い事を叶えてくれたり、魔除けになったり、
方角を意味していたり、食物の効能や味をあらわしたりと様々な意味を持っているんだね😆
身近なところで五色をみつけたら、その色の意味に思いをはせながら見てみると、
いつもとは、一味違った風景に見えるかもです