参加してきました!SUPER SOUND THEATER ワルキューレ ラインの黄金

お話としては北欧神話、ラグナロクのお話でした。
北欧神話は…個々でお調べください…
私も話せる程知ってる訳ではないので(´・ω・`)
話すとしても、すっごく長くなりますので(笑)。
それ以外のお話を…

さて、演出ですが、アンフィシアターだからできるあの高い天井を生かしたドットイメージ、光の演出、上から下からくる半端ないスモーク量に映る演出の影、光、登場時、退場時の動くステージ…感動しました!

音楽朗読劇だけあって、音の幅が凄かったです。楽器いくつあるの!?って感じでした!
目を引くのが彩陽ちゃんの身長くらいはおりそうなハープ。弦楽器の音が素晴らしかったですね!
重低音がしっかり響くアンフィシアターが凄い …チェロからあんな音がするなんて…
公演後に音響のお話が聴けて大変貴重でした。

彩陽ちゃんはロキに仕える氷の妖精。
その炎の神ロキ役は鈴村健一さん。
このふたりの掛け合いはなかなか見られないので新鮮でとても面白かったです。

ざっくりとした内容を話すと、
黄金のりんごの力で永遠を手にしたはずの神様達。
ある日を期にりんごが枯れ始め、神様達は焦り始める。
ラグナロク、最終戦争が近いことを察し、力を蓄えるためにも、その黄金のりのごを与える神を選定したり、人間界の英雄の魂を神界へ呼んだり…
黄金のりんごが少なくなるということは神の力が衰えていくこと。
神様達の都合であっても、不満が溜まり、世界のパワーバランスが歪んでいき、
着実に終わりは近づいていく…

神様たちの持ってる力の傲り故、滅んでゆく中、自らを見つめ、結局神もは人のように悩んていく…
「神の願いは誰が聞いてくれる…?」
「神とは何なのだ…?」
そんな言葉が印象的でした。

怒り、苦悩、悲しみ、
負の感情を表現している演技がとても心に刺さり、それを盛り上げる音楽、演出に鳥肌でした!
もちろん、後半になると負の感情だけでなく、かつて忘れていた思い、神様も誰かを想い、慕い、愛したりする暖かい感情描写もあり、感動しました。
結局はその終わりはやってくるのですが、運命に逆らっている姿が雄々しかったです!山寺さん、鈴村さん、迫真の演技に涙出そうでした。

いつも思いますが、一応、彩陽ちゃん目当てで行きますが、最終的には別の人について語ってるパターン多い気がします。

また、今回は本来なら井上和彦さんが登壇しているはずなのですよ。代壇が山寺宏一さん。
カカシ先生は写輪眼の使いすぎにて降壇…w
というのは冗談ですが、体調が悪くなったのが、公演24時間前…
監督が急遽山寺宏一さんに連絡して登壇して頂けることに!
改めて…山寺様は凄い…、要は、ほぼぶっつけ本番であの演技力、主に沢城さんとの掛け合いなのですが、その息の合い方、超忙しいのに御方なのに引き受ける懐の深さ…なんか諸々凄いしか言葉がないです…

この公演、映像化するのですが、予約して参りましたので貸して欲しい人は連絡ください。
というか、むしろ押し付けます(笑)