私は自分の身分を説明するときは「SOHO」と説明することが多いです。
技術者の場合、「フリーランス」と言う言葉は、どちらかと言うと、
個人事業主の業務委託契約で開発現場に常駐している方をさす場合が多いからです。

が、「SOHO」と言う言葉もだいぶ意味があいまいになってきているような気もします。
でも、「在宅」って言ってしまうとまた違和感があるんですよね。

個人事業で自宅や小さなオフィスでWebシステムの開発をしている・・・うまい用語が出てこないかなぁ。


さて、それはおいておいて、とりあえず、私の仕事の形をSOHOと呼ぶことにして話を進めます。


最近は、SOHO未経験者の方をインターンと言う形で経験と経歴をつけてもらうために、
私と一緒に仕事をして頂いたり、十分な技術をお持ちの方たちと一緒に、
SOHO同士でチームを作っての開発と言うのを行っています。

作業場所がそれぞれの自宅や事務所に分散した状態での開発なので、
様々なコミュニケーションツールなどを駆使しながら開発をしています。

このノウハウ自体を突き詰めて検討していって、SOHOの力でも、
それなりの規模のシステムが開発できるようにしていきたいと考えています。


自宅で仕事が出来るということにはいろいろな意味があります。


例えば、これは、すでに私の関係した仕事で実績がありますが、
十分な技術と意欲のある女性の方が、小さなお子さんをお持ちの場合。

作業時間自体はお子さんを寝かしつけてから、あるいは起きてくる前などに、
十分取れるのですが、どうしても他の方とは時間が合わない。
何より、お子さんの急病などの際には緊急で作業が出来なくなります。
が、SOHOだからこそ、子育て中にもお仕事が出来るということは大変意味があるようです。

また、ITの世界にはメンタル面の問題を抱えてしまって、
現場で働くことが出来なくなってしまった方も多数いらっしゃいます。

多少のリスクはないわけでもないですが、そうした方でも、
まだ、どうにかやって行きたいという意欲があれば、
現場に戻るよりははるかに負担の少ない形で、仕事に復帰していくことが出来ると考えています。

出勤する形では、この二つのパターンの方はどちらも難しいものと思います。


フルタイムの通常の時間では働けない小さなお子さんのお母様。

出勤や一定以上の時間働くことに自信のないメンタルトラブルを抱えた方。


どちらも、通常の雇用や現場常駐の業務委託では働くことが難しいと思います。

しかし、そういった方たちにも大変な能力を持ちの方は多数いらっしゃいます。


人材の有効活用と言う面で、より柔軟な働き方が可能なSOHOは、
今後の社会に大きな意味があるものだと考えています。


私はSOHOチームでの開発をする際には、単に案件をこなしていくだけでなく、
こうした様々な背景、制約の中でお仕事される方々、しかし、十分な能力を本来は持っている方々が、
自分に可能な働き方で力を発揮し、集合しての開発と同等かそれ以上の結果が出せる、
そんな仕組みを作っていきたいと考えています。



これも一つの "Collabologic"  です。