弁護士ドットコムが電子契約サービスを開始するというニュースがでていました。

電子契約書については、以前から認証機関を作る法律が制定され、大手企業含めサービス化されていたものの、なかなか浸透していなかったのが現実です。
足元では浸透しているのかもしれませんが、「紙に押印」という文化にイノベーションを起こすほどではなかったかと思います。

そういった意味では、今回のニュースも大して衝撃はないのですが、弁護士ドットコムという勢いのあるベンチャー企業が着手するという点は、よい影響があるのではと思います。


紙媒体に対する信仰なのか

新しいシステムの導入コストなのか


このようなサービス導入のハードルがどこにあるのかはいまいちわかっていませんが、10年後には確実に電子化されているものの一つだと思います。

何せ、電子契約書だと印紙税がかからないのですから、取引の多い企業にとっては相当程度コスト削減が見込めるはずです。

印紙税の税収は年間約7兆円だそうで、財務省にとっては痛手かもしれませんが、その分利益を出して法人税を納めれば首尾よく…いかないですかね。


先日は三井住友銀行も同様のサービスを開始するという記事もありました。

早く当たり前になるといいですね。