ここのところ、アメリカでは、Apple watchが発表され話題になっていますが、
これに合わせてApplePayという決済サービスも話題になっています。
https://www.apple.com/apple-pay/

facebookも送金サービスを始めるとニュースになっていました。
http://jp.techcrunch.com/2015/03/18/20150317facebook-pay/
こちらも当面はアメリカのみで展開だそう。

日本でもLINEPayが少額送金サービスをやっているようです。


個人間送金のサービスはいかにコストを削減してシェアを伸ばすか、というところが事業として成長するためのポイントなのかもしれません。

ブランディングを駆使してユーザーを集めるか、
手数料を最大限(無料の場合も)安くするか、
使いやすさを追求するか。


クレジットカードを持ち歩く必要がなくなるとすれば、なくす心配は少なくて済みます。
スマホで指紋認証ができる時代なので、暗証番号+αで管理ができればセキュリティも担保できるように思います。


ただ、決済サービスをやろうとすると、
・為替取引に該当するか否かで銀行法
・前払式支払手段や資金移動に該当するか否かで資金決済法
などの法規制が絡むことに加えて、
監督官庁である金融庁などが厳しく目を光らせているので、なかなか参入障壁としては高いと思います。

法規制も踏まえてビジネスモデルをしっかり組んでおくことで勝機はいくらでもあるように思います。

法規制の範囲内で手堅く進めるか、
すでに事業展開している会社に売却するつもりで始めるか、
規制にかからないようにニッチ産業として広めるか、

とまあ、やりようはあると思います。

金融や決済系サービスは実際にキャッシュが動くところがポイントなので、
そこにいかに入り込めるか、価値を提供できるか、ということになるのでしょう。
カード会社を通すのであれば、回収不能リスクを考えないで済むというケースもあるので、導入されると持続的な成長も期待できるのがFintechの特徴かもしれません。

マイナンバー制度が始まるといよいよウェブで資産管理をすることが主流になり、
正しく管理・運用する必要性が飛躍的に高まることでしょう。



ちなみに、カード詐欺を防止するための仕組みは今後ますます重要になってくると思います。セキュリティ面で安心・安全をいかに確保できるかがポイントでしょう。
http://www.gizmodo.jp/2015/03/qratm.html

ATMでもスマホ認証などキャッシュカードだけではない仕組みが導入されるとセキュリティ上も有効かもしれません。