キラキラさくら台湾ようこそ日本雪の結晶キラキラ

 

 

小樽も桜が満開です

 

 

 

 

🌸そして久しぶりな感じのこの記事🌸

 

 

 

 

小樽の北照高校の選手が久しぶりに注目されています

 

全国に似たような高校球児がいるのによく代表監督の目に留まりましたね

 

または北照高校の特殊能力を感じます

 

北照高校は甲子園は強くないけど

NPBや独立リーグや社会人野球に進んだ選手ははたくさんいるので

野球高等専門学校のような感じがします

 

高校生のうちに社会で生きていく技術を身につけれたらラッキーです

 

でも相当優れた指導がないとその年齢で人生の方向性は定まらないですよね

 

台湾では模範的な人も中途半端な人もみんな

義務教育のように大学に行きます

 

逆に高卒はレアなのですぐ抜擢されます

基本的には教育方針は各家庭で親が決めることだとおもいますけど

高卒の子に志が高い子が多くて伸びていける社会も面白いですね

 

賛否両論ながら野球界もそういう面があるとおもいます

 

日本人のMLBの一流選手はみんな高卒ですね

 

 

雪の結晶

 

 

ところで

高校野球界で尊敬されているある人物がコラムで

こういうふうに発言されました。

 

要約ですが

 

『大阪桐蔭高校は全国からトップの中学生をかき集めている。

エース平嶋は東京都中野区出身。

センバツのベンチ入りメンバーで1ケタ背番号の9人中7人が大阪府外出身。

初優勝した健大高崎は

1ケタ背番号の9人中8人、ベンチ入り20人中18人が県外出身。

 

「県代表」

というのだから他県出身者の人数制限を設けるべきなんじゃね?

 

例: 人口300万人以上の大都市圏にある学校は

試合に出られる県外出身者は5人,それ以外の県は6人など。

「私学の経営は厳しいから、生き残り競争のため」という面もあるから

今まで通り入学は無制限でOK。

試合に出場できる人数を5人や6人に制限するだけ。 

 付属中学に野球留学させ地元出身者のように見せかける「抜け道」を使う学校が出る

としても

まずはルールを作ることが肝要。 

 大阪桐蔭・西谷監督の69勝と健大高崎の初優勝して

今のままではますます特定の高校ばかりが勝ち続けることになるね。

結果 全国的に野球が衰退するよ。

日本高野連は本気でこの問題と向き合うべき』

 

ということです

 

雪の結晶

 

地方の甲子園で勝てない県から神奈川とか大阪に

せっかく誕生した地元の有望選手が留学していってしまうことも

みんなから批判されているようです。

 

清宮選手や佐々木麟太郎選手,大谷翔平選手やプロにいった大阪桐蔭の選手たちのように

すごい実力がある選手は野球留学をしないで地元の強豪私立に入っています

 

地元の子供の頃から憧れている激戦区の強豪私立で

1〜2年生のうちからレギュラーを張れるなら

遠くに行く理由がないですね

 

逆に大阪桐蔭は選手が

全国からすごい選手が留学してきてる中でレギュラーを獲得していて

それもすごいとおもいます

 

そして大阪桐蔭でレギュラーになれなくても

桐蔭で野球が上手くなって大学で頑張り将来プロを目指したい

という理由であればそれは【留学】だとおもいます

 

それはその選手個人の本当の留学であって批判する人もいない

 

選手集めの批判の理由というと,世間一般には

【中学から硬式をしている他県選手が

甲子園に行きやすい高校少数県の私立高校でチームを作り県代表で甲子園に出る】

ことを批判してきたのではないでしょうか

 

私の文章がヘタで意味がわからないかもしれないので

もう一度いうと

【大阪や首都圏の強豪私立だとレギュラー選出が当落線上の実力の選手】

【地方の小さな30〜40くらいしか高校がない県にある甲子園常連の私立】

“留学”

( 自分がレギュラーで出るために,レベルの低い地域へ引っ越す )

して

周りがほとんど中学まで軟式をしていた地元の普通の高校生の県で

【中学から硬式野球をしている県外出身選手ばかりのチーム】

をつくり,

地元の公立高校を圧倒的大差でなぎ倒して甲子園に出ている…

 

と想って批判します。

 

たしかに

【高校少数県から夏の甲子園によく出るけど甲子園では勝てない私立…】

という学校はあるとおもいます

 

そういうチームには強豪校ひしめく大都市出身選手が多く,

もし地元で強豪私立に行っていたらスタンドで応援していたかもしれないのに

“留学”して

4〜5試合勝っただけでしれっと甲子園に出ている

 

…様に見えるかもしれません

 

でも本当にそうでしょうか?

 

 

実際に敦賀気比,山梨学院、健大高崎などの県外出身者の多い高校

高校少数県で4〜5試合勝って夏の甲子園に出ますが

秋には県大会だけでなく

関東や北信越大会にも勝ち進んで春の選抜に出たうえに

甲子園でも優勝してるので,

実はそれは当てはまらないでしょう

 

『高校少数県の私立に行って簡単に甲子園に出るのはズルい』

と思う人もいますが

 

実際には“留学”してる選手は

『実力がある選手が多い都府の高校が150校に1校しか甲子園に出られず

高校少数県から大阪や神奈川ではベスト8に出るか出ないかの力でも

必ず1校甲子園に出られるのはズルい

俺がそこへ行って甲子園レベルの野球を教えてやる』

と“野球開拓使”の精神で

移住してきたのかもしれません

 

そう考えると東京都民がみんなで山梨で作るチームに

山梨の子が勝てないなら

東京の子が山梨を代表して甲子園に行くのは正当に思えます

 

また,高校少数県から甲子園行くけど甲子園で勝てない私立留学校でも,

大阪から秋田の明桜に山口航輝選手(ロッテ)が来たことで

全国レベルを早いうちに感じた結果,

プロに行けるまでになった金足農業の吉田輝星投手(ハム→オリ)

という例もあるし,

地方にもよい影響があるとおもいます

 

北海道でも駒苫の田中将大投手(楽天)や

北照の加登脇拓真元投手(元巨→警察官)や植村祐介元投手(ハム→ハム職員)

西田明央選手(ヤ)のように

大阪から北海道に留学した選手のおかげで北海道の野球レベルや人気が上がって

その後の北海道勢春夏2度の決勝進出や

プロ野球野球興業の安定化に寄与したという例もあるとおもいます

 

まあちょっとかわいそうなのは,

山口〜吉田世代で北海道でナンバーワン野手といわれていた

奥田一聖選手…

 

彼はスカウトされて大阪桐蔭に行ったけど

根尾選手という高い壁がいてほとんど出場できないでいたのは

とてもショックで…

大阪桐蔭の留学選手集めの残酷さを感じました

 

北海道でなら主力で十分実績も積めてレギュラーで

ベスト4とか甲子園とかも行けてもっと違ってたのに…とは感じました

 

ただ,高三の夏の大阪予選で履正社に負けそうになった時,

最後の負ける瞬間!という感じでベンチをテレビカメラが映していて,

その時

普通ならプロに行かなければ知り合えない一流選手たちと一緒に

仲間として一体となって声援を送る中にいる奥田くんをみて,

こういう野球人生もありなのかも…とも感じました 

 

 

 

 

でも奥田選手はやはりかわいそうですよね

 

北海道ではすごかったのに,

スカウトされ留学までしたのにレギュラーにはもっとすごい選手が招待されていて

一生に一度の大事な高校生活

ただの野球有名校の予備バッテリーにされてしまった感がします

 

公立なら余裕で全試合に出られ主将でホームランも30くらい打ったかもしれない

それなのにチーム内にもっとすごい選手がいるというだけで

 

賑やかな全校応援の中で長打を放ってヒーローになる

 

みたいな

別に普通の公立高校でもできる経験やおもいでが

ありません

 

同じように

スカウトされて地元の高校に入ったけど

スカウトされてきた県外出身選手が多くて試合に出られないで終わる選手

もいるとおもいます

 

時々北照高校のメンバー表をみると

控えに小樽の中学出身の子が何人かいます

 

小樽では主力の中学生としてスカウトされたのでしょう

うちで活躍しないか

みたいに

 

でも彼らは最初の練習ですぐ

自分がスペアとしてスカウトされたことに気づきます

折れずにレギュラーを奪い返す子もいますが

たいていの場合

レギュラーは東京や大阪や道内各地から来ている野球留学生で

レギュラーに小樽の選手は1名いるかいないか

普通はみんなベンチかスタンドにいて応援しているのです

 

こう感じるでしょうか

 

『俺より実力が下で野球に取り組む姿勢も中途半端な幼なじみが

弱いチームであってもちゃんとグランドに出て

のびのび野球を楽しんでいるのを

あいつよりはるかに野球が上手い俺がスタンドで見ている…

それも…

自分から出場機会を奪ったやつらのために

テレビに顔を晒して大声で歌ったり踊ったりして!

 

でも心から応援してしまう…』

 

 

多くの選手がグランドではなくスタンドで野球人生を終えます

 

それも美しい経験ですが🥹

 

 

 

 

でもやっぱり

 

できれば部員◯◯名以上のチームは3年生だけでもいいので

夏の大会はBチームも出場できるとか,

現場の任意で部員の少ない高校と一軍が出場している高校のベンチ外の選手が

連合を結成してレンタルで参加できる

などして出場できる選手を増やしてあげてほしいですね

 

結局大阪桐蔭の奥田選手のそのゲームは

同点〜逆転し夏甲も金足農に勝って優勝,試合に出てないけど優勝メダルをかけてもらうところもみました

今はお店を立ち上げて頑張っているそうですね✨

 

 

雪の結晶

 

 

野球というスポーツは巨額の富を産み,

同時に

良くも悪くもバランスの欠けた強力な力によって

多くのファンや選手の人生を犠牲にします

 

今日はその一面を考えてみました

 

野球留学によって

試合に出れる選手と出られない選手が不自然な形で生まれています

 

試合に出られない選手がいっぱい溢れて

スタンドで大声で歌ったり踊っているチームほど強いです

 

そうかと思えば部員が少なくて

連合でないと大会に出られないチームもあります

 

並外れた才能を持ちながらもっとすごい選手もいるために試合に出られない選手

がいる一方で

大会の前に野球部じゃないとか帰宅部の子を補充するチームもあります

 

そういうチームのためにも費用をかけて大きな球場で公式戦をして

50-0などのスコアで試合が終わることもあります

 

こう考えると

バランスをとって野球をしているつもりでも

ちゃんと道具を揃えてチームに所属して野球をすること自体が

実は

世界のスポーツ全体の中では

かなり極端なポジションに位置していることに気づかされます

 

多くのスポーツは野球のような道具や大きな場所やお金を必要としませんし

ルールもシンプルです

 

それだけに野球は 全然しなくてもみてるだけで超面白い

 

100年以上の歴史がある野球も

人類の歴史の中では比較的新しい営みです

 

特に日本では

猛烈な光を放って人々を魅了してきました

⚡️

⚡️⚡️⚡️

大谷翔平選手の活躍で日本の野球もクライマックスに達しています

 

でも野球というスポーツは

水泳や陸上やサッカーなどとは違い

人の自然な動作の延長ではない動きやルールがあって簡単にはできません

 

野球という職業は子供の時から親が決意し覚悟を決めて指導してくれていないと

絶対に一流選手にはなれません

 

子供もどんどん減る中

道具も場所も特殊でお金がかかりすぎる野球は

ますますハードルが高いスポーツになっていくでしょう

 

国力が弱って人口も減っている日本ではアメリカより先に野球は衰退するでしょう

 

アメリカも野球は第3のスポーツといわれ

アメリカのお金持ちの家に生まれた子供達はスタンドで見ていて

スペイン語圏の選手が増えています

 

オリンピックの競技になりにくいことは野球というスポーツの

マイナー性を表しています

 

競技人口が減れば公費で球場を建設したり維持することも

できなくなるでしょう

 

他のスポーツをしている子が減って野球に集中するようになるとか

野球がもっと誰でもできるふわふわなボールや狭いグランド

シンプルなルールでもできるようにならない限り

 

悲しいことではありますが歴史の中で

 

野球は

 

火球や流れ星のように

☄️

人類からやがて消えていくのではないかとおもいます

 

 

アメリカで実際に始まっているシンプルな野球

 

500年後の野球はこうなっているのではないかとおもいます

下矢印

 

 

 

 

 

 

 

サーフィンおんぷ

 

 

ありがとう