キラキラさくら台湾ようこそ日本雪の結晶キラキラ

 

 

10月にさっぽろからメトロで円山動物園に行きました。

 

動物園に行く途中ヒグマにあっちゃうんだ😅

 

 

古来から特急には自由席というものがあって

事前の座席指定をするという面倒なステップをスルーして

空いているところに自由に座れます。

でもだんだん自由席の廃止は全国的な流れとなっていて

東京発の新幹線も

はやぶさ,こまち,かがやき等は自由席ないですよね。  

 

在来線特急も10年くらい前から自由席の廃止が始まり

来年春には東京駅から出発するすべての在来線の特急から自由席がなくなって 

JR西でも去年から特急の自由席廃止が始まっていて

来春にはさらに拡大されるそうですね。 

 

 

JRが定義する自由席を全ての旅客が理解しているわけではないようです。

 

ちょっと前に

『俺は自由席だからどこでも自由に座れるんだ』

という論理で

他の人が予約している席を占領して離れない人がいましたよね。

鉄道ファンからみれば受け入れにくい論理ですが

飛行機などでは便が指定されているチケットの方が安いわけなので

『座席を限定されている指定席券=Fixグレードの安いチケットだ』

とおもってるかもしれません。

 

動画でみた別の事例では,

自由席内でのトラブルが取り上げられました。

並んで勝ち取った好みの座席に座ってるひとり旅の方に

後から親子3人で乗ってきたグループが

『家族みんなで座りたいので譲って移動してくれませんか』

と頼んだようです。

『この人,ひとり三列席に座らなくてもいいし

きっと親切な人だからきっと移動してくれるだろう♪』

とおもってお願いしたのでしょう。

そのひとり旅の人はその場はとりあえず譲ってあげて

その後この件について動画をあげて問題提起しました。

 

JR北海道を利用していて

一緒に座れない家族やグループをみて

積極的に移動してあげるおひとりユーザーを何度も見てきました。

JR北海道ユーザーもふだんは1人で2席以上占有するけど

ちゃんとわかっておられてご親切だな〜とおもいます。

 

不公平感というのも気にする人もおられます。

同じ列車のハイグレードなはずの指定席は満席でアズマシクナイのに

料金の安い自由席は空席ばかりで

各列で1人づつがゆったり過ごしているということもあります。

 

なかなかこの問題は深い話題で面白いと思い考えています。

ただの個人的な感想ですが

お時間があったり面白そうとおもったらどうぞお付き合いください。

 

雪の結晶

 

さきほどの

自由席が指定席より上だとおもっている自由席ユーザー

の件によくあらわれているように

自由のアングルは人それぞれ違う

ようですね。

 

その人の立ち位置や情況でアングルは違ってきます。

アングルが違えば見えるものも変わる。

 

『自由席=座れないことが多いでしょ?

どこが自由なん?』

おもう人たちは

きっと大都市の始発駅の周辺の停車駅に住んでいます。

たとえば

東京/新宿からなら特急自由席でも座れても

錦糸町や立川や大宮は微妙っていうことありますよね。

 

たしかに

都市部に住む人にとっては指定席のほうが自由…

 

 

そして始発駅でも自由席には

利用者全員での先着順自由競争が生じるので

好きな座席に座りたければ1時間くらい早く出て並ばないといけません。

都市部の始発駅ではない

始発駅の次かその次くらいの駅から乗る人は

並んだとしても通路側でさえ座れるかどうかわかりません。

そこに自由と呼べるものはあまりない。

その人のご利用駅から乗るなら指定席券こそが自由を約束するきっぷ。

混雑しても確実に座れるし

数分間停車するときなどに荷物も全て持って席を立って車外に出て

何か買って戻ってきてもまた確実にそこに座れるし

乗車中,自由に車内を歩き回れるのですから

都市に住んでいれば指定席こそが自由をもたらすきっぷです。

 

でも

人口の少ない地域,それも終着駅に近いところに住んでいる人であるほど

切符を買うときは自由席券ですませます。

私たち田舎者は,指定席はいろいろ縛りが多くてちょっと高いので

できれば敬遠します。

『列車は空席がいっぱい…自由席に自由に座れるのに

なんで座席を指定されなければいけないのか』

と考えるのです。

 

やっぱり

田舎に住んでると自由席が本当に自由…❄︎

 

 

そして

多くの地方出身のJR北海道ユーザーは

高校生の頃からの習慣でとても自然なこととして

キハ40やH100の固定ボックスシートを個人や仲好しグループで占有します。

東京や千葉や神奈川でラッシュ時によくみられる

総武快速横須賀線の先頭車両ような

4人の見知らぬ人が目も合わさず黙って一緒に過ごす

というシーンはなかなかありません。

 

もちろんJR北海道ユーザーも他の乗客が相席を希望すれば断りませんが,

通常は他の乗客もそれぞれ距離を置いて同じようにテリトリーを張ります。

ドア付近やデッキに立つのが好きであればそうすることもできます。

ですから

田舎に住む人にとっては自由席がまさに自由なのです。

 

人間の自由に対する概念は人それぞれ

ということですよね。

 

こうして

同じ自由でも指定席が自由を約束してくれると感じる人もいれば

自由席こそ真の自由だと叫ぶ人たちもいるということが

わかりました。

 

 

 

自由 

ということばに

そんなに多面的な意味はないとおもいますが

 

どういう状況/情況を自由と感じるか

人それぞれ違うのですね。

 

多分両極端な考えの人が2人で話せば

互いに『あなたのそれは自由じゃないよ』となりそう。

 

 

 自由がなくて可哀想 に見える人も

その本人にとってはそのスタイルが自由この上ないということもあります。

 

私もこだわり*が多いので

*喫煙をしないとか飲酒はほとんどしないとか娯楽や見聞きするものや言動や習慣においても

法律で許されているものでも自分に制限をかけていたり厳格に法定速度を守ったり飲酒運転も一滴もしないし

食事も特に病気ではないけどいろいろ学んで予防で制限します。

高校生まではそんなふうではありませんでした。でも聖書をまじめに読んで冷静に考えて自分でそう決めました

人から 不自由そう と言われることがありますが

そういう自分に課した縛りのおかげで

煩わしい結果を予防できているので心身はスッキリしているし,

今までのところ,うっかり犯罪で逮捕されるとか

借金を抱えるとか,交通事故加害者になってしまったとか

刑務所などに入るようなことにもならずにすんでいて

とても自由だと感じます。

 

でもある人たちは

ご自分のライフスタイルが原因で身体が病気や収監で束縛されるとしても

好きなものを見聞きし食べて飲んで

言動も周りの流れで制限しないで気ままにやるのが自由だ

とおっしゃっていますので

そういう考え方をする人も自由のある面を

それなりに感じているのでしょう。

 

暫定的な結論として,程度の差こそあれ,

多くの人は

①『末路は悲惨でも普段から好きなように生きる』

または

②『法令や規定や経済に制限されても

自制を示す生き方をすれば

放縦さの結果生じる煩わしい状態を経験しないですむ』

この

どちらかの″自由”のうちの一つを 

自由だと感じている

のではないかと想います。

 

とはいえ

どんなに自由が好きでどんな状態を自由と感じるにしても

事故やその他の不幸な色々な出来事は

神様が定めた法則を考慮しないで好き勝手に行動するなら

その″自由″がずっと続くわけではないことを

示しています。

 

神様が定めた事柄,

たとえば引力や重力や夫婦の貞潔さや身体の構造,

自分が蒔いたものは良いものであれ悪いものであれ後に必ず刈り取る

などの

神様が定めた法則を考慮しないで好き勝手に行動するなら

その″自由″はむしろその人を多くの問題で不自由にしています。

 

1人で大自然を満喫して山林を歩き回るのは

自由と開放感を感じさせます

 

 

ヒグマがいる北海道の山林で

それはほんとうに自由でしょうか

 

 

 

そのへんのことを

ちゃんと信念持って生きている人は皆,

制限を課された生活を受け入れてはいても

相対的な自由を最大限もっています。

 

たとえ

山が大好きなのにひとりで山歩きはできないなどの

制限を受けていても

自由がない可哀想な人ではない

わけですね。

価値観が違う人から可哀想に見えるだけで。

 

みんな,必ず

なにかしら自由と不自由な面を経験しています。

そういう中で

ある面の自由を放棄することで

自分が大切と思う分野でより多くの自由を得るようにしているとおもいます。

買い物に似ていますね。

 

自分が自由かどうかを考えるなら,

自分が最も大切にしたい分野でどのくらい自由か

が大切だとおもいます。

 

このテーマは考え中なので自分にとってまだ結論ではないですが

今のところはこういう感じで記録しておこうとおもいました。

 

 

では

話をメインラインに戻していきますが

 

JR北海道の今回の自由席についてに改正はどう受け止められるのでしょうか。

 

通年はJR利用者がそんなに多くない北海道においては特に

事前の座席指定が必要ない特急の自由席は

明確な予定を立てなくてもいいし

乗る列車を直前で変えてもなにも気にしないでよい

 便利な存在でした。  

乗りたい列車の指定席が満席でも 始発駅で早めに並べば自由席で着席できたり 

立ったまま“立ち席”で乗車することもできました。 

扉付近で立つのはきっぷも安いし乗降も便利だから悪くない

とおもっていました。

 

この気軽さはとても魅力的で,

時々ふらっと出かけたくなる人もすぐ "ことりっぷ"を実行できました。

 

JR北海道は

今回対象としない旭川など道北方面の特急についても

自由席が編成の大半を占めているライラックとカムイの自由席を減らした

のに加えてさらに

自由席の廃止を検討すると話しているそうですね。

 

その理由は公式発表では

 

早くからホームで並ばなくてもよい

確実に着席できる

など利用者目線ですが,

別にそうしたい人は今でも指定席をゲットしているので

指定か自由かを選ぶ自由をなくすこの方針には

 

そうなんですね〜ありがとうございます😊✨

 

とは

ならない感じがします。

 

でも

新しい取り決めには必ず良い点があるので

失うものにフォーカスして批判するより

新しい利点にフォーカスして行く方が有益なことが多いですよね。

 

今回のJR北海道がする,

千歳線を走る四種の特急から自由席がなくなる改正は

事実上の利用料金値上げになるので

もし利用者が減らなければ収支改善に役立つし,検札もシンプルになります。

駅で発券することも減るし。

ほとんどいつも自由席を利用していますが

JR北海道の職員がいくらかを楽になれることを考えても

改正を歓迎したいとおもいます。

 

やっと動物園に到着 笑

 

 

将来もしそうなればですが

 

そもそも札幌発のオホーツクや宗谷は便を選べないので

全車指定席にするからといって

乗る列車を気ままに選べる自由を失うわけではありません。

もともとその自由はないので。

むしろ指定席のおかげで確実に座りやすくなる。

 

 

ライラックやカムイは指定席を買ってその後いろいろあって指定便に乗れなくなっても

すぐ次にくる列車の空いてる席に座らせてもらうとかできるとおもいますし

デッキにたっても90分以内で着くので

考えすぎないで適当に前もってどれかの列車の指定を早めに買っておくことで

今の自由席より安く利用できるかもしれません。

 

と同時に

もしかしたらもう議題に上がってボツになってるかもしれないけど

 

もし札幌圏外や大都市圏外で特急を

ひと停車駅(通過駅数に制限を設けて)なら特急券はいらないルールを作って

 

たとえば滝川〜深川

南千歳〜追分

南千歳〜苫小牧

みたいな感じの多くの区間を

特急券なしで乗車可能などとして

 

開放すれば

もっとJR利用者とか青春18きっぷの道民の利用者が増えて

普通列車の便数や区間や保有車両数も調整できて

逆に収支に好影響を及ぼさないかな〜?

なんて

想うのです。

 

 

 

 

サーフィンおんぷ

 

 

ありがとう