キラキラさくら台湾ようこそ日本雪の結晶キラキラ

 

 

 

 

赤井川村の線路建設予定地。

 

トンネルを一瞬(2~3秒くらい?)でますが駅はありません。

 

でも周囲の低い山に熊出没覚悟で登れば好い動画が録れるかも。

 

 

THE JR Hokkaido誌 2016年2月号5p~の記事

 

【北海道新幹線シンボルマークと極北の野性】

 

インダストリアルデザイナーの福田哲夫さんと一郎さんは

H5デザインに参加し

北極圏のツンドラで繁殖し越冬のため北海道に渡ってくる最大最強のはやぶさ

シロハヤブサ

モチーフに

H5系のシンボルマークを作ったと説明しておられます。

 

 

シロハヤブサ/gyfalcon

 

 

 

シロハヤブサは

〇〇にいけばあえる,という鳥ではなく

人が生きていけるエリアでの目撃例はとても少ない。

シロハヤブの写真を撮ったある人は

氷点下10度以下のサロベツ原野で3日間野鳥撮影用のブラインドの中で

キャンプをはったそうです。

 

上のBBC動画は北極圏で孤高の存在を張るシロハヤブサ

 

下のBBC動画まさに新幹線と普通電車のようにみえる

ふつうの【はやぶさ】vs【ハト】の対決

(両動画共に残酷シーンなし)

 

 

雪の結晶

 

 

 北海道新幹線H5系シンボルマークの意味

 

 

この最大最強のシロハヤブサを

モチーフにH5系のシンボルマークを作ったんですねキラキラ

 

 

大自然の象徴のように描かれている

シマフクロウ,シマエナガ,エゾモモンガ,シロハヤブサ・・・

北海道を”代表”する

観光/商業界が強調する生き物

 

道内で旅をしない道民は一生あえません。

 

どこにでもいる北海道みんなの鳥は

カラス,カモメ,シラサギ,ヒヨドリ,スズメ,ハト,カモ

です。

 

でも観光/商業界はそういう生き物はスルーして

存在はしているけど野生ではなかなか直接はあえない生き物のもつ

そのイメージに高い付加価値を感じて

コンサドーレやぬいぐるみやKitacaや新幹線のシンボルマークにも

するのだとおもいます。

 

シロハヤブサはその中でも極めて逢えない鳥で

そのJR北海道の記事によると

北海道には10年に1回くらいしか飛來していない超レアな幻の鳥だそうです。

種としては北海道のものではない単なる迷い鳥の個体です。

そして,シロハヤブサが北海道に飛来したことがあるのもまた,

事実なのです。

 

JR北海道のフラッグシップの特急に

JR東日本が使っていた【はやぶさ】名称を使わささる状況で

最強ハヤブサ【シロハヤブサ】に気づき

北海道との微かな接点を発見したことは大逆転w

 ほんとうに称賛に値します。

 

世界の9000類以上の鳥類の中で最速で動ける【はやぶさ】…

数百メートル下を飛んでいる獲物に向かって

時速250㎞/hで急降下する。

つばさを折りたたんで自分の体を錘(おもり)にしてしまう。

そのはやぶさの中で最大・最強の

シロハヤブサ

カモメ カラス マガモなどを飛びながら捉える猛禽で

おさかなを主食にする優しいオジロワシやオオワシとは別格ということです。

 

世界の軍事大国は

アメリカ(白頭鷲),ロシア(グリズリー),中国(龍)

など

国民の求心力を高めるための印象操作のツールとして

最強猛獣のイメージを利用してきました。

JR北海道は

そうした暴力的な諸政府がしているプロパガンダとは全く違い

シロハヤブサの藝術や工学的な面を好んでいるようです。

 

福田一郎さんはこうおっしゃっています。

 

『北海道のアイデンティティーにつながるたくさんのキーワードから

アイデアを組み立て

それにフィルターをかけて選んでいきました。

 

北海道らしいか

スピード感が伝わるか

豊かさを想起できるか

 

発想から数か月をかけたどりついたのが

羽を広げたシロハヤブサと北海道の形が重なり合うデザインでした』

 

 

『下の方は流線型でスピード感を強調し

上の方は波の形をダイナミックに表現しています。

劉線の端がストロボ・ストライプになっていますが

これはシロハヤブサの羽根の色…茶色,黒のもようでもあります』。

 

 

JR北海道の雑誌はこのデザインを

 

『地平線に広がるパープルカラーの花々

ラベンダー,ルピナス,ライラック

の帯の上をシロハヤブサが雄飛しているようにもみえる』

 

 

と詩的に描写しています。

 

 

数か月もかけて考え抜かれただけあって

とてもすてきですよね。

 

しつこいようですが

 

~シロハヤブサは北海道に10年に1回くらいしか飛来しない~

 

そんなこと

どうでも好く思えてくるかっこよさです。

 

 

サーフィンおんぷ

 

 

ありがとう