8月に
北海道仕様のED76‐500代が解体されてしまいますが
もうひとつ大切な機関車が解体されます。
ED75-501
このすばらしい国鉄時代を実物大で再現して来たED76の展示の
すごい奥のほうに超ちいさく見えている同色機関車。
近くに行ってみます。
これが ED75-501 ですね🥹
調べてみると
機関車自体がED76-500代の試作品(失敗作?)だったんですね。
ED76-500代の完成への道標となり
役割を果たした後は
ひっそりと滝川〜旭川間を貨物列車を牽引していた
北海道初の電気機関車として唯一無二の貴重な存在だったそうです。
私は自分が知らない時代の引退してもう走れなくなっている昔の機関車や
鉄道記念公園を訪ねて真剣に調べたり,
見にきたりしてませんでした。
でもここは地元なので時々訪問すればもちろんワクワクしますし
引退した機関車や気動車に
ここにくればいつでもあえるということからは
いろいろ感じてここち好くすごさせていただいていました。
こうして解体が決まったのは悲しいしとても残念です。
ただ,たとえ屋外の環境のせいで解体になってしまったとしても
永遠に屋内展示をしても決して伝わらないものがあるとおもいます。
次の世代に,北海道の実際に走っていた風景の中で
在りし日の姿を見せてくれた屋外展示が
空気感がほんとうにリアルですばらしかったです。
静態保存とはいえ実際には
本当に素晴らしい いくつもの季節を駆け抜けてくれました。
感謝すべきことに
北海道仕様のED76はもう一両,三笠で保存されて来ました。
屋内保存ですがセンスありますよね。
このセミ屋内保存のおかげで
腐食が抑えられていて
問題となる物質の除去を解体しないでもできたのだそうです✨
三笠に感謝です✨
三笠は小樽より2年遅く鉄道が開通しましたが
小樽と異口同音に北海道鉄道発祥の地と宣言している同志です。
ありがとう三笠✨