趣味を生活の中でどういう位置づけにするか
たいせつですよね
趣味は人に 一点しかフォーカスできなくさせる力があると想います
あたまでは ダメ とわかっている人にも おかしな行動をさせる力があります
迷惑撮り鉄の事件もそこが理由だとおもいますし
🐻がいるときいてもその朝に釣りをしたい気持ちを制御できなかった
朱鞠内湖の事件もきっとそうだったのだ
と想います
強盗事件でも映像や動画に残るこの時代に
いちばんニュースの的となる大事件の映像が何も残っていないこと自体が異常です
自分からあり得ない行動をしてしまう趣味の誘引力を止めるのはどんなに化学が進歩しても無理ですね
自分を動かし,自分をとめることができるのは自分だけです
でも趣味をしている時,その自分は,ある意味,酒に酔った状態でいて
判断力や自制心が鈍っています
知床の遊覧船の船長やサポートの人も観光客の陶酔状態からくる判断力の欠如を
計算できなかったのかもしれません
それに本州の人は 業者に100%任せて安心 に慣れています
一方で北海道の業者は 危険の中で育った北海道民を相手に生きて来たので
危険なことは利用者も承知しているはず
という意識でいてしまいます
24名もの人が仕事ではなく遠くから趣味で世界遺産の知床にやってきて
ある人たちは人生で1回のチャンス
旅行のハイライトである遊覧船に乗船する気満々のひとたちに
素人にはわからないような波の状況を理由に運航中止にする
ってそんなに簡単じゃないかも
以前に何度か運航中止にしたら
このくらいの波で中止かよ!
といわれてきた経緯もあったんじゃないかとおもいます
(波だけでなく整備不良や検査でそれを見落としたことが原因でしたが)
業者や責任者,遊覧船や観光バスの運転手等に信頼を置いてはダメですね
彼らに救いはありません
旅行する時でも大人の事情も気にしている業者に頼り切らず
自分の安全にかかわることは自分で判断することも必要だと想います
逆に自分が
もし趣味をしている人をガイドや他の方法でサポートする業務についているなら
利用者がどうしたいかで全部を決めるのではなく
重要な点ではもっと業者がリーダーシップをとる必要があるとおもいました
ボクは私的なレクレーションなどで
大勢を行楽に連れていくグループの中で重要な役割を担うことも
極力避けています
趣味に陶酔している人に警告だけして自己判断自己責任と割り切って放置すると
なにをしでかすかわかりませんよね
幌加内町のクマの担当者は朱鞠内湖の状況をチェックしていなかったそうです
責任者でもほんとうに危機管理能力を鋭敏にしている人は少ないと思うので
他人を信頼しきるのではなく自分で考えなければ
とおもいます
🐻が出そうな条件は北海道民ならわかっているはずなので
出没情報より誰かが🐻に〇されるほうが先
という認識でいるべきです
北海道は無人駅にも🐻がでています
走行中の列車と衝突している🐻もたくさんいます
ということは自然なこととして
そろそろ野生の撮り鉄が🐻餌になってもおかしくないと想います
趣味といえば最近天体観察をぜんぜんしていません
日食や月食となると報道もあるしすごく正確に調べますけど
毎月のちょっとしたことや日常の月球の変化,毎日の日の出や日没
奇跡は毎日起きているのに
しばらく大きな天体ショーがないとだんだん日常に留意しなくなってしまいます
こういうボクみたいな人を にわか というんですね
にわかのデメリットは本気でそれにうちこんでいる人になにかをいっても
すぐ見抜かれて見下げられ
まともに相手にされないことです
このブログもそうですがガチな鉄道ファンでこのブログを見てくださる方が少ないのは
ボクがにわかだからだとおもいます
相手が親しい知り合いでもなければ,趣味を話題に誰かに話しかける場合
自分も相当その趣味に精通してないと逆効果です
でもにわかにはにわかでいろいろ事情があるんですよね
天体が好きなのは かわりません
でもあまり大好きすぎると つかれてしまいますね
予定を全部天体ショーに合わせないといけないし
たとえ金環日食や皆既日食があってもその時間に第一にすべきことがぶつかれば
にわか日食ファンが大盛り上がりでも自分は見れなくて
多くの人の歓喜が自分にはがっかりの理由になってしまいます
天体にはまると
何か天体ショーがあると夜中や早朝も出ていくし
天気も気が散るほど気になるし
けっこう大変です
天体は素晴らしいですが聖書中にでてくる ある敬虔な人も
『もし,輝く太陽や,進んでいく明るい月を見て,私の心がひそかに誘われ,
そうしたものを崇拝しようと自分の手に口づけしたなら,
それは裁かれて処罰される過ちだ。天にいる真の神に背くことになるからだ。』
といってバランスをとるよう気を付けていました
天体はそれを造った方の作品でもあるし私たちの生命が維持されているのも
精確な秩序に依存していて本当に大切です
天体も一番理想なのは生活圏内でなりゆき出逢いの中で楽しめることですね
趣味に熱中すれば成果は数倍ですがストレスもすごいし
家庭や健康にも影響するでしょう
でも時にはちゃんと計画して気分転換に本格的にするのも
ストレスもかかるけど満足度も高くて気分転換になりますよね
どちらも好い点とそうでない点のバランスをとる必要がありますね
天体風景といえるかどうかわからないけど,いちばんさいきんのは
この風景
駅から自宅に歩いてるときに
なんか好いな~とおもって記録したポプラです
月と金星?がこんな近い感じだよ~っていう報道もありましたよね
気にしていませんでしたが,前もって知っていれば
もっと絶景にいってるかもしれませんし
いけなければせっかくの天体イベントもがっかりの理由になってしまいます
知らなかったので三脚も使わずにサクッとこれだけで満足できました
そういえば
金環日食の時はうちはそれに合わせて全部調整しましたが
ニュースもあまり見ないですべきことに集中している親しい友人たちの何人かは
午後なんか天気なのに薄暗くなって不思議な雰囲気だったね~
と
日食を見損ねたことに全然気づいていませんでしたが
特にがっかりもしてませんでした
私からみるとなんという損失だろうとしかおもえませんでしたが
知らないほうが幸せなのかもしれないですね
今回はちょっとそれを体験できました♪
こちらは用事中にみかけた通りすがりの鉄道の施設です
ちなみに私のほかにそこに偶然もう一人
いつかこの施設をみてみたかった と
本州からはるばるここをみにやってきた方もおられました
目的もなく偶然その時目にしたものをただみるのは気楽で楽しいです♪
映っている車両に鉄道趣味的には特に
価値はないのでしょうけど
↑
そのDLと中間車両1両の回送をみて
最近何冊か入手した昔の時刻表の中にあった
【からまつ】
という普通列車を連想しました
【からまつ】は機関車が牽引する長距離の夜行普通列車で
小樽21:30→釧路9:30
釧路19:00→小樽6:46
客車三段式B寝台も連結していたようですね
混んでいる時代ならひとりづつひとつのボックスシートというわけにはいかないので
予約が殺到したかもしれないですね
この時代は札幌市民にとっての今の【おおぞら1号】の役割を果たしていた
札幌を7:05にでる急行【狩勝1号】が
釧路着13:43だったようなので
日帰りビジネスは【からまつ】一択だったかもしれませんね
快速【狩勝】が単行のキハ40で今も短い区間だけ残っていますが
【からまつ】はもうないです
今はどの列車も短くなっているので
もし今もこの列車のような復活したら
【からまつ】は【ポプラ】っていう愛称に変わっていて
特急車両かUシート(グリーン車)を1両だけ牽引して
普通列車だけどガッつりグリーン料金を取って
あんなふうに走ってるかもしれないですね
↓
時刻表的にはほんとうに超便利なスケジュール
今ももしこの列車があったら絶対乱用してると想います 笑