こんにちわ
<(_ _)>
カメラのファインダーに映し出される
彼の立ち姿はまるで丹頂のように想えました。
きょうのテキストでとりあげる野球選手は
千葉ロッテマリーンズ
千葉羅徳海洋隊
に
関心がないと
ご存知ないかもしれませんが・・
李大恩
イ・デウン 投手
という
フォトジェニックな選手が
退団されることになりました。
昨年は一軍で9勝・・
今年も
二軍のエースとしてローテーションを守り
10勝をあげているので
もちろん
戦力外・・ではありません・・
理由はなんと・・
兵役・・・
伝説の沢村栄治投手みたいになってしまうのか・・
2年間のブランクは選手生命には痛すぎます。
イ・デウン投手は2007年に高卒でシカゴ・カブスと契約し
スカイライナーに迫る MAX155㎞/h
2014年にはAAAまで登り詰めたそうです。
あと一歩というところでメジャー昇格はならずでしたが
その経験を生かしてNPBにステージを移し
2015年にはロッテの一軍公式戦で
防御率3.84 9勝
投球回数119回で奪三振106をマークしました。
エースの涌井秀章投手がいくら抑えても野手が打てないで勝ちがつかないのに
全然QS(クオリティースタート)ではないイ・デウン投手の時には
野手が打ちまくり
一時はその時点でのリーグ最多勝(6勝)に達する・・
そして
最多勝利トップなのにローテをはずされ
中継ぎにまわっても
さらにチームの逆転で勝ちがついてゆくなど・・
伊東監督から 不思議な投手 といわれていました。
イ・デウン投手はマリーンズファンへのお別れのあいさつで
日本でいい思い出をたくさん 作ることができました
とのべておられます。
せっかく海外から來られたのですから
日本で好い想い出がつくれたのは嬉しいですね。ね
イ・デウン投手が初めてチームの練習に参加した時
ロッテのエース・涌井秀章投手が
ロッテの厳しい練習にあまりついてこれていない
チームにとけこめていない
と心配して
いろいろ気遣ってあげていたそうです。
( 練習についてこれてなかったのはイ・デウン投手です )
最初のそういう小さな親切・・
これから海外で生活や仕事始めるとっても不安な時には
ましてアスリートのように職場の同僚は基本的にライバルでもあるという環境では
とっても心強く 嬉しいものでしょう。
よく
ほんとうに大切なものは目には見えない
といいます。
試合で初めて勝利投手になることなどは記念ですし
記録のような目に見えるものも
これから野球を続けていくために大切なことであるとおもいますが
アスリートであってもなくても
ほんとうに忘れられない いい思い出 は
そういう
友情のようなもの なのかも しれませんね。
この競争の激しいアスリートの世界で2年のブランクは厳しそう・・。
もう野球を職業にすることはできなくなってしまうかもしれないけど・・
イ・デウン投手や他の退団される選手たちが
これからの人生で
野球よりももっと価値のある
大切な友情をみいだすことができますように。。
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