読みました。


 スナーク狩り 宮部みゆき


歴史小説じゃないやつを久しぶりに読んだ気がする。

とても面白かった。どうやら私はスピード感があるのが好きみたい。


残念ながら、名前が覚えられないタチなので最初苦戦する。

図示しながら読めばいいのかな?


~~~ あらすじ? ~~~

慶子は銃を持って元彼の結婚式に潜り込む。

ことを起こす前に元彼の妹・範子と出くわし、犯行を断念。


慶子が家に帰ると、釣具屋のおやじ・織口が慶子を襲い、

銃を奪う。軟禁されているところを範子と織口の同僚の

修治に助けられる。


修治には、織口の行き先に心当たりがあるため、織口を

追いかけようとする。実は慶子は元彼を殺ろうしたわけでは

なく、元彼の結婚式で自害する予定で、織口が奪った銃は

暴発して打った人が死ぬ仕組みになっていることがわかる。

慶子は負傷していたため、範子が代わりに織口説得のために

修治と追跡に向かう。


織口は慶子から銃と車を奪い、目的地に急行するが、途中

事故って車をパンクさせてしまう。そこで車を乗り捨て、

ヒッチハイクすることに。通りがかった神谷に拾われる。


神谷は真面目な人で、奥さんは子離れできない母親の監視下に

あり、精神を患っている。その影響で子供の竹夫は声をださなく

なってしまった。


慶子が元彼・国分の結婚式に銃を持って現れたことを知った

国分は、下衆仲間の小川夫妻にアリバイの口裏を合わせて

慶子を逆に殺りに行く。


織口が乗り捨てた事故車を見つけた警察は慶子宅を訪れる

慶子は車が盗まれたことを気づかなかったと嘘をつく。

不審に思った警察は慶子宅を見張る。


そこにのこのこやってきた自称エリートの国分は慶子に

襲いかかったところを張っていた警察に取り押さえられる。


淋しい美人慶子は1回自殺失敗して2回も襲われたため、

傷心のところを「かわいそうに」の一言にやれれて洗い浚い

警察に話す。


ラジオで状況をしった修治は、車を盗んで追跡を続ける。


織口もラジオで銃が使い物にならないこと、修治が追跡

に来ていること、修治が銃を持っていることを知る。


織口は投降する振りをしてまんまと修治から使える

銃を奪い、運転させて目的に向かう。


織口の目的地は病院で、その病院には、織口の元妻と

一人娘を殺した若いカップルが仮病精神病を患い通院

していた。


織口は娘の仇のバカップルを殺ろうとしたところ、警官に

射殺される。バカップルは、男は修治に殺そうとして

逆に殺される。また、同じく修治を殺そうとして女も

例の自殺用の銃で自爆してしまう。



これは半日の激流の中に運命を変転した人々の

物語である。

~~~ 登場人物その後 ~~~

関口慶子(幸の薄い甘えん坊の美人) ・・・ 人々の期待をよそのに風のように去っていった。

織口邦夫(復讐に燃える日本のオヤジ) ・・・ 死亡。殺った警官は無罪放免。

佐倉修治(心優しい私刑執行人)・・・二人の人間を死に追いやり、周囲から白い目で見られる。

国分慎介(自称エリート) ・・・ 殺人未遂で逮捕される。

国分範子(無垢な起爆剤) ・・・ 負傷を負ったがすぐに完治。不幸な修治をそっと支える。

神谷(日本を支えるYESマン) ・・・ 24時間戦える彼も銃には勝てなかった。ただこの怪我により家族をとり戻す。

神谷竹夫(無口) ・・・ 婆さんの心無い発言のため、心を閉ざすも事件を目の前にして再び人間界に扉を開ける。その一言は、織口が殺人者となるのをふせぐ。まさに3年鳴かなかった鳥。その翼がはばたくことはあるか。

神谷佐紀子(箱入り母さん) ・・・ 母の大きすぎる愛のために患うが、夫の怪我を期に母からの自立の道をあゆむ。本当の家族生活が始まろうとしている。

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