気がつくと夏休み間近 | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

気がつくと夏休み間近

アルプスの向こう側は猛暑らしいのに、こちらはやけに涼しい(肌寒いくらいの)毎日です。
そのせいで忘れがちだけど、気かつくと、夏休みもそう遠くないんだった。

息子のクラスも11年生の大行事だった、年間研究課題発表が先週無事終わり
先生方は通信簿書きで忙しいのか、いよいよ間抜モードになってきた。
このところ立て続けにテスト結果をもらってきているようです。
彼の学校だって、このくらいの学年になるとテストの点数はやはり気になるもの。
さてさて、今年の通信簿にはどんなことが書いてあるかしらん?

秋からのシュタイナー教育最終学年にも
相変わらず(笑)演劇プロジェクトやオイリュトミー上演、
トスカーナ芸術実習週間などカリキュラムに組まれてます。
でも、それと平行して、卒業資格試験準備年である13年生のクラス替えプロセスが進められるので
のほほんと遊んで暮らすわけにはいかないというわけですよ、君たち。

普通の教育制度では4年生で多かれ少なかれ進路が決められるのに対して
この学校は12年生まで一貫でクラス替えもなく落第もなく授業が進められます。
特に晩成型生徒にとって、このシステムは進路選択において大きなメリットなのは確か。
高校生になると思春期もほぼ終わり、自己がかなり確立し
自分のことは自分で考え・処理する(したい・していただきたい)年齢である。
学業の点でも、ここまで来てしまうと親の意向はほとんど聞き入れられないってのは
楽といえば楽。
逆に考えれば、学ぶことへの意識を養うために
それまでの年月は本人と家庭にはプレッシャー無きプレッシャーがあるとも言えるんだけど。。。

6月の父母会では、それでもやっぱりそろそろ気になり始めた親たちに
学校の進路指導方針の説明がありました。
卒業資格として、アビトゥア(大学入学資格)かMR(中等教育修了資格)か。
生徒の成績以外にも勉学意志・高等教育または実業訓練への適性など総体的にみて
教員会議が意見交換して決めるんだそうだ。
やる気があっても成績が芳しくない、成績はOKでも性格的に高等教育に向いていない云々
その場では親の意向はまったく考慮に入れられないのはもちろんである(爆
そもそもシュタイナー学校はアビトゥア取得のための学校ではない、というのが前提であり
しがらみにとらわれない自由な精神を養うことが教育目標。
どんな環境にあっても強く生きていけること、自分は幸せだと思える人生を送ること。
それは親なら誰でも子供の将来に願って止まないことですよね。

で、うちの子は・・というと、
どうでもいいこと(=本人にとっては重要なことなんだが)には感心するほど意志強いのに
お勉強に関しては相変わらず「全力投球」しないのは、こういう学校に通ってるからなのかどうか???
公立校に行ってたら、この子は今頃いったいどういう状態になっていたかしらと
時々(恐ろしくw)思います