食道楽のウィーン | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

食道楽のウィーン

立て続けに2週続きで旅をするなんてめったにないこと。
日がどんどん経ってしまい間抜な感が拭えませんが、ウィーンの旅の思い出最終回。
カルチャーな部分はレイネさんのブログをご参照くださいませ(何と言う怠慢!レイネさん、許せ!w)。
しかし、思い浮かべると、お食事や食材店のことばかり頭に浮かんでしまうのは何故でしょう。

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日曜日はお店は閉まってる上にどんより薄ら寒い日で、美術館訪問に絶好の日和である。
午前中は二人でホテルから歩いてすぐのレオポルド美術館、
昼過ぎから夕方4時までは別行動でそれぞれ行ってみたい美・博物館。
私は工芸博物館MAKを出た後、旧市街の裏道を中心にうろうろうろ。


にぎやかなケルントナー通りから一本横に入ると
驚くほどひと気が少なくて、エトランジェな気分に浸れます。


「突き当たりは天国」なんて面白い名前の道があったり


ドラム缶みたいな形の釜から焼き栗がいい匂いが漂う。

途中、あまりの寒さにカフェ・ハイナーで「ザッハーよりも美味しい」とウワサのザッハートルテに舌鼓を打つ。
なるほど、もう二度と食べたくないと思ってたザッハトルテも
ここのはコーティングがクリーミーでケーキ生地もあのしつこい程の甘さでない。
美味しいわあ~とうんと褒めたら
ウェトレスのおばちゃんが「そうなのよ、本家のは大量生産で海外輸出もするくらいだから
新鮮味がね・・・」と得々と説明してくれた挙句に商品カタログまでくれました。
(ケーキをプレゼントしてくれたらもっと嬉しかったがw)

4時に待ち合せしたはいいが、延々と散策するには寒すぎる。
まだ1時間近く時間があるけれど、もしかしてレイネさんも同じことを考えてるに違いない、と
トラムに飛び乗りオペラ座前へ向かいます。
そうしたら、ホントに同じこと考えてたのが笑えた。


「セルセ」開演前、早い夕飯を取ろうと
ケルントナー通りをはさんでオペラ座と反対側の横道にある、ウィーン料理の店Plachuttaへ。
名物ターフェルシュピッツ(上質牛肉の煮込み)を食べましょう。
伝統と当世流が上手にマッチしたお料理を
明るく清潔でモダンなインテリア、親切でテキパキとしたサービスで
気持ちよく美味しく頂きました。
Plachuttas Gasthaus zur Oper
Walfischgasse 5-7
1010 Wien
Tel.: 01/51 222 51

 
オードブルに山羊チーズのオーブン焼き+ルコラサラダのせ


左→ ターフェルシュピッツの付け合せとしてついてきた、得体の知れないもの(爆)
    白パンのクリームソース粥みたいな? 無論、Kren(ホースラディッシュ)入り。  
右→ ターフェルシュピッツは野菜たっぷりの美味しいスープと共におなべに入ってくる。
    きし麺ならぬフリタッテン(w 細切りクレープ)付き。

肝心のお肉はこちら


湯気でくもってますが、ほろほろに火が通ったジューシーな厚切りお肉が2枚。
全部あわせて18ユーロってのは一瞬高いけど、このボリュームなので納得です。
それを隣のオニイサンは1人で制覇していたが、レディなわたくしたちは二人で食べて丁度いいくらいだったしね。
さむーい午後だったので熱々のスープも堪能して大満足。

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朝食ビュフェと午後のケーキタイム、オマケに夜は観劇とあって
ゆっくり夕食を・・という時間の余裕とお腹じゃなかったのは確か。
最終日は昼過ぎまで(ウィンドー)ショッピングを楽しみ
行ってみたかったデリカのお店Zum schwarzen Kameelのパティスリ部門でお土産買い★
ヴァッハウ産マリレン(=アプリコット)のジャムとお上品なオレンジ味シガーチョコレート。


創業1618年とな


ミュンヘンで言ったらダルマイヤーとカールシュタットのグルメスーパーを足して二で割ったような
Julius Meinlも忘れちゃいけません。こちらは創業1862年なり。
コーヒー豆の輸入業から始まった店らしく、コーヒーの品揃えが圧巻。
後日、チロルの山奥でももっぱらマインルのコーヒーを飲んでおりました。


その後、お互い帰路につく前に腹ごしらえしようと、かのカフェ・セントラルに入る。

ここはカフェ・シュペアルとはまたちょっと違ったベルエポックな雰囲気で
かなり観光客が多い印象でした。
まあ、それでも感じが悪いわけでないし良いんですが。。。


こんなアンビエンテで

食べ納めにグラーシュスッペを。


これにてお時間!
荷物を預かってもらっていたホテル・ベートーベンに戻り
レイネさんとはここでお別れ。
次回はどこで会いましょうか。


カールス広場の(正しい)地下鉄入り口に入ろうと、ふと見上げると
セセッシオンの壁模様が美しいなと思った。

20年ぶりのウィーンはハプスブルク帝国の歴史が重く
ミュンヘンよりずっと都会でデカダンで(東が近いためであろうエ)キゾチックさを感じさせる町でした。