楽しきは女二人でウィーンの休日 1日目 | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

楽しきは女二人でウィーンの休日 1日目

暗い土曜日の朝、薄ら寒~いミュンヘン中央駅。
往復58ユーロ格安チケットをネット購入しておいた、オーストリア鉄道の特急列車レイルジェットが構内に滑り込む。
ウィーン西駅まで走行時間4時間15分の道中の始まり!

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車中暇に飽かして、週末旅行ガイドブックを熟読本
毎週SZ紙マガジンに「××で過ごす完璧な週末」の題名で抜粋が連載される、そのウィーン版ですが
これが私たちの日程にドンぴしゃりに、無駄なく適切アドヴァイスをしてくれる優れものでありました。

その間、キーム湖畔~サルツブルク~リンツ・・・東に行くにつれてお天気が良くなり
美しいウィーンの森の秋深い風景に、いよいよ旅心が膨らみます。
15分程遅れて西駅到着、地下鉄6番線と4番線を乗り継いでカールスプラッツ駅まで。
20年ぶりに見る黄金の屋根のセセッシオンは、車の通りの激しい道路の間の陸の孤島でやけに小さく見えた。
ここから我らがホテル・ベートーベンは徒歩3分ほど(出口を間違えなきゃw)。
ナッシュマルクトとアンデアヴィーン劇場はすぐ目の前だし
旧市街へも歩いていける最高のロケーションのホテルである。

ホテルラウンジで、オランダから飛んできたレイネさんと’やっと会えたね’抱擁した後
超のんびりで狭いエレベーターは清掃係のおねえちゃん1人で満杯だったのでw
4階まで階段を登る羽目に。。。(ゼーゼー)
元々住居建物だったのか、フロアー毎にガラス張りの入り口があり
曲がりくねった通路の左右に部屋が施されている。
私たちの部屋は小道をはさんで劇場と斜向かいです。
(なんでも、去年は楽屋でマレーナさまが発声練習してるのが聞こえてきたとか・・・)

夜7時からのコンサート形式「オルランド・フリーゾ」までの時間を有効に使って
お腹をすかせた私たちは早速外に飛び出す。
まずはウィーン名物カフェーハウスで一服しようじゃないの。
幸運にも、町一番の伝統あるカフェとガイドブックにもあったCafe Sperlが歩いていける近さ。

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後日入った旧市街の有名カフェーハウスもステキだけれど観光客が圧倒的だった。
それに較べて、ここはおっとりと落ち着いた雰囲気で
スタッフも気さくで庶民的で地元民にも愛されている印象を持ちました。
おばあちゃんが焼いてくれたような素朴なケーキが多いし。
しかし、小さなカップのメランジュ(メロ~ジュw)が3,70ユーロっちゅうのは安くないよね。
これは他のカフェにも言えることですが。。。

その後、軽い夕食を取るためナッシュマルクトへ。
ここはミュンヘンのヴィクトゥアリエン市場に相当するんでしょうか。
食料品スタンドと飲み食い屋がにぎやかに立ち並び
地元の人と観光客と観光客狙いの物乞い&スリ?(爆)が行き交っていた。
まずは、季節の飲み物シュトゥルム(フェーダーヴァイサー=スーザー=
ワインになる手前の発酵中葡萄ジュース)で乾杯。
甘くって飲み口が良いのでクイクイいってしまうのだが、後で酔いが回り胃腸が活発になる代物であります。
レイネさんが飲んだラズベリーのシュトゥルムは、ラズベリー(私が一番好きなベリー)の香りが
口の中に広がって美味でしたね。

さて、さっきから魚のから揚げのいい匂いに引き寄せられる私たち。
あっちの方に魚屋チェーンのNordseeがあるけど・・・まさかあそこからじゃないでしょうね?
ここまできてNordseeはいやじゃ・・・と見てまわるうちに
上記の週末本がお薦めしてた魚屋兼レストランUmarが目に付いた。
抜けるような青空と柔らかい晩秋の夕日の元、うま(い)魚?wの外の席に座り
カラッと揚がった活きのいいイワシ14本(何本のってくるか聞いたw)にレモンをジュッと絞って頂きました。
ワインは爽やかなグリューネ・フェルトリーナー。

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飲み食いのことばかり書いてしまいました。
夕方部屋に戻り、レイネさんはステキなお着物に、私はめったにはかないスカートに着替え。
劇場は舞台も観客席も小ぢんまりとして、バロックには最適ですね。
ここで繰り広げられたヴィヴァルディのコンサートの模様はレイネさんが詳しくレポートされていますが
くたびれた学者の卵風井出達のCTが約一名、バロックでは主役に絶対なれない宿命のバリトンが1人。
その他は全部女声なので、話の筋と人間関係を必死に思い出しながら聞いていた次第です(爆)。
その美貌長身&黒いパンツスーツにラメ入りピンヒールで、舞台上の誰よりも目立つはずの主役ガルー嬢に関しては
もっと派手に暴れてくれるのかと期待していたので、裏切られましたw

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~ 続く ~