Pina 亡き舞踏家へのオマージュ | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

Pina 亡き舞踏家へのオマージュ

金曜日の夕方、仕事帰りの義妹とハイドハウゼンで落ち合って
封切りになったばかりのヴェンダース新作3D映画Pinaを見てきた。
2年前ヴッパータール舞踏団の舞台の映像化が発表されたが
撮影開始して間もなくピナ・バウシュが急死する。
ダンサーたちと撮影関係者がショックと悲しみを乗り越え
後日、ピナへのオマージュとして構成しなおしたドキュメンタリー映画である。



ピナの作り出すダンスと演劇が入り混じったタンツ・テアターの独特な世界に
どっぷりと浸れる二時間です。
3D映画を見るのは初めてなので興味津々でしたが
「春の祭典」「カフェ・ミュラー」などの舞台は
まるで実際に劇場に座っているかのような臨場感をおぼえるし
名物空中鉄道をはじめとしてヴッパータールの市内、
郊外の森の中やルール地方らしい鉄工所も手を伸ばすと届きそう。
そして、踊りの合間にちりばめられた、故人との思い出を短く語る団員たちの姿が心を打った。
彼ら実に国際色豊かで、日本人や韓国人の方もいらっしゃるのですね。
(トレーラー最初の「ムキムキ女性」はAzusa Seyamaさん)

毎度の事ながら、ヴェンダースの音楽センスは抜群だなあと思いました。
ダンスものゆえ言葉は少なく音楽に溢れているのは当然ですが
バロック(パーセル!)からストラヴィンスキーに及ぶクラシック、、
ジャズ~30年代風懐メロ~ポップスなどサントラとしても聴き応えあり。

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鑑賞後お腹がひどく空いたので、タパスバーで腹ごしらえしながらお喋り。
この界隈は俗に「フランス地区」(franzosenviertel 通りの名前がフランスの都市名だからってだけかもしれない)
とも呼ばれるだけあって、フランス料理屋やスパニッシュレストランなど色とりどり数多い。
ずいぶん以前に何度か行ったことのあるBar Teatro Tapasは雰囲気も良く
花金(ふ、古い~(^▽^;)のせいか身動きできない程大繁盛だったんだけど
肝心の料理が・・・マヨネーズ過多だし魚介類も出来合いっぽくてダウン
もっと美味しい印象が残っていたのだが・・・レベルダウンしたのか
それともこっちの舌が肥えたのかにひひ
つい最近ヴァレンシアで超美味しいタパスを食べてきたばかりの義妹など
さぞかし違いが分かったでしょう。
私はというと、早く日本で美味しい和タパス=酒の肴が食べたいっ。
次回はここじゃなくて、別のタパスバーを開発しようと誓い合ってお開きとなった。