一夜明けて | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

一夜明けて

一夜明けて夢から覚めた感のあるドイツ。
抜けるような青空が空しい。
大げさかもしれませんが、何ともいえない虚脱感でございます。
何がって・・・みなさんのコメントにもある様に勇気に欠ける試合ぶりのせいでしょう。

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アウトバーンも閑古鳥のドイツでしたが            このゴールに絶句・・・

試合とは蓋を開けて見ないとどういう運びになるか分からないもの。
その結果は若く元気で型破りな今までのプレーが殆ど出来ないドイツチームでした。
90分間スペイン選手にコントロールされっぱなし。完敗です。
なぜにドイツはこれまでのフレッシュさや絶対的な意志を再現できなかったのか・・・。
イングランドやアルゼンチンを破り、予想以上の準決勝まできたのだから
もう誰が相手でも「負けること」に恐れる必要はなかったはず。

今再度思い起こすと
アルゼンチン戦の後、ドイツチーム周辺が不必要なテーマで必要以上に騒がしくなってましたよね。
主将の座をめぐるラーム君の挑戦状とバラックの急な帰国の関係。
外国有名クラブの関心がドイツの選手たちに殺到しているというニュース。
そんなこんなことも微妙に集中力に支障をきたしたのかもしれない。

ミュラー選手の不在は確かに痛かったけれど、彼ひとりで試合に勝てるわけでもなし。
一方、代わりのトロホフスキの頑張りは認めますが
ヤンセンとクロースが投入されてから攻撃陣に勢いがついたので
このバージョンの方が良かったかも・・・などと思う。

試合後
涙ぐみながらインタビューに答えるラームもさることながら
シュヴァインシュタイガーが夢破れ長いこと立ち上がれないでいた姿も痛々しかった。
かつてのティーンのアイドルの肩書きから見事に成長した彼
今大会見せたその存在感・気迫・チーム引率力に大きな拍手を送りたい。

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選手協議会のメンバー(ラーム・シュヴァイニ・クローゼ・メルテサッカー・フリードリッヒ)と
コーチ陣の話し合いの結果
4年前の3位・2年前の欧州選手権2位の時に引き続き伝統になるかと思われた
ベルリンでのファン感謝パーティも今回は控えるそうだ。
土曜日の3位決定戦終了と同時に各人それぞれ休暇旅行に出発する。

今までのドイツサッカーのイメージを破る爽快なプレーで
世界中のファンを楽しませてくれた彼ら。
大きな可能性を秘めた若者たちの今後の活躍に期待しよう。
秋には次の目標・欧州選手権予選リーグが始まる。がんばれ~。
私もまた普通生活モードに戻ります・・・。