久しぶりにサルツブルク その3 | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

久しぶりにサルツブルク その3

一度で完結にしようと思ったくせに
やっぱりまた超水増しの日帰り遠足日記。
これでお終いにしますから~お許しをっ!

今回サルツブルクカードまで奮発して
時間節約にも努めた理由は
ちょっと離れたところにあるヘルブルン宮の庭園
行ってみたかったからなのだ。

サルツブルク市内からバス25番に乗って約25分。
大司教マルクス・シティクスの夏の離宮ヘルブルン宮殿は緑濃い郊外に佇んでいた。

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古代ローマのネロ皇帝の黄金宮や
イタリア・ルネッサンス式庭園を参考にしただけあって
17世紀前半に建てられたこの離宮は
あちこちに池やからくり噴水が施されたエレガントなお庭で有名なんです。

チケット売り場に行くと(大人8.50ユーロ)
15分後の見学ガイドに振り分けられた。
ガイドは多分夏休みのアルバイトかしら?って感じの
若い女子大生風お嬢さん。
彼女の言葉が余りにも強いオーストリア訛り(というか抑揚ですが)で叫び
ここまでくると見事過ぎて微笑ましいくらい。
ドイツ語の後に英語でも説明するんだけど
そっちもとっても独特で可愛いわ。ご愛嬌ご愛嬌。

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まずはテアトロ                           このイスが曲者なのだ

テアトロの前に
大理石のテーブルとイスがあります。
ガイドさんの「はいっこのイスに座ってみたい人いますか~?」に
手を上げるのは主に小さい子供たち。
彼女が隠しボタンを押すとイスの真ん中から水がピュ~!それも何度も!
子供たちがわ~きゃ~の大歓声を上げます。
9個のイスのうちご主人が座る席だけ水が出ないのだ。
ゲストがビックリするのを見て大笑いしてたなんて
全く悪戯心が旺盛な大司教さま。

先に進む途中にも突然横から水が飛び出たりするもんで
大人も子供も大騒ぎ=大喜び。
次のネプチューンの洞窟に着く頃には
みんな警戒しまくって噴水口をつい探してしまう。
ほら、ここに・・・あっ、こっちにも!
洞窟内の泉には巨大な耳の付いたへ~んな顔が鎮座してる。
口の中の水が一杯になるとその重みで口が開いて水が下に落ちるという
言ってみれば添水と同じ構造なんだけど
その際に舌がべろ~っと出て目があっかんベーするんです。
他人を馬鹿にしてるわよね、まったくぅ。
(下の写真を拡大してみると見えるかな?)

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オーストリアンなガイド嬢の後ろに隠しボタンが・・・

この他にも
水力で動く巨大な人形からくりや
噴水の水圧で宙に浮かぶ金色の王冠
噴水のトンネルなど。
ローマ神話をモチーフにした神殿風の噴水も数多く
(あのぉ~キリスト教大司教なんですけどね~節操のなさが可笑しい)
見学が終わるころにはすっかり童心に戻ってしまいます。

子供連れでも大人だけでも
とっても楽しめる必見のヘルブルン宮庭園でした。
ちなみに敷地内には動物園も併設されてます。
もちろんカフェーもお土産ショップも。
もっと時間があれば裏山など散策するのもよろしいかと。

さて、またバスに乗って市内に戻り
友達一家はモーツァルト博物館へ向かい
私たちは一足先に川べりのカフェーハウスCafe Bazarで一休みしてることに。
木立も涼しげ、川向うの旧市街の眺めも最高とあってほぼ満席のテラスでしたが
どうにか場所を見つけ、やっとメランジェと美味なケーキにありつけましたクラッカー

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100年の歴史を持つ伝統的カフェーハウスだけあって      小盆にのったメランジェとグラスの水
ちょっぴりユーゲントシュティールな雰囲気が漂います。    Typisch österreichisch!

夕方5時過ぎの汽車の時間までもうちょっと。
ミラベル庭園を歩くと、木陰で青少年の音楽隊が奏でるウィンナワルツが聞えてくる。
今まで訪れる度に雨に降られることが多かったサルツブルクですが
今回は大当たりで大満足。
外国から来た友達の手前、ノルマを果たしたかななどと
妙にホッと安心するのであった。