Hable con ella トーク・トゥ・ハー
先日テレビで
ペドロ・アルモドバル監督のスペイン映画
Hable con ella(2002年 独題 Sprich mit ihr/邦題トーク・トゥ・ハー)を観た。

2人の男たちの昏睡状態の女性(恋人)への究極の愛と
そこから芽生える友情というテーマ。
息はしているが意思表示のできなくなった人間へ
一人はかれこれ4年の年月の間看護人として
いつの日か目覚めてくれると確信しながら献身をつくす。
もう一人は希望も持てず彼女の枕元で悲嘆にくれるばかり。
合間合間にそれぞれの出会いの思い出のシーンがフラッシュバックする。
・・・・・・・・・
看護人ベニーニョはバレエ学校に通うアリシアに片思い。
話しかける勇気もない彼はストーカー的行動に走る。
その後交通事故で意識不明になった彼女の看護担当になる。
・・・・・・・・・
一方
ジャーナリストのパブロは取材で知り合った女闘牛士リディアと恋人同士になる。
彼女が闘牛中の事故で昏睡状態に陥ってしまうと
横たわるだけの相手に対してどうしていいか分からないパブロ。
病院で顔を合わせるうちに彼らは友情を深めていく。
混乱しているパブロにベニーニョが言う。
「希望を捨ててしまったらそれっきりだ。
話しかけるんだよ。今日あった出来事、思ってること・・・なんでもいい。
彼女たちが独りぼっちにならないように。」
話したって聞こえもしないし理解もできないし答えるわけでもないと思うパブロも
段々そんなわだかまりを破れそうになってきたが・・・。
二組の男女の日常は二つの事件をきっかけに急転する。
ベニーニョの偏愛はアリシアを妊娠させ、暴行犯として刑務所へ。
リディアが事故の寸前に昔の恋人とよりを戻そうとしていたことを知り
失望の旅に出るパブロ。
やがて
リディアは意識を戻すことなく亡くなり
パブロは四面楚歌で自ら命を絶つ。
ラスト。
何年もの末に奇跡的に目を覚ましたアリシアは
そんな自分と自分の周りの一部始終を何も知らずにリハビリに励む。
彼女とパブロはふとしたことから知り合い
新しい人生の幕が開こうとしていた・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分にとって大切な人が昏睡状態に陥った時、貴方はどうしますか?
私は同じようなケースを知っているので、
とても他人事とは思えないストーリーだ。
友達のご主人は1年前に脳出血で倒れ以来「植物状態」のまま。
毎日のように病室へ通い、夫に話しかける彼女の
話相手になる以外に私には何ができるか・・・。
先日彼女と会った時、”意識障害者の心理セラピー”なるものを試してみるつもりだと言っていた。
脳は活発に活動しているが、それを外に表現することができない患者。
その意識の流れを読む・・というと、ちょっとシャーマン的だけど
もうここまできたら、ダメもとで(経済環境が許す限り)何でも試してみるわ・・・と。
元のようにバリバリ働かなくってもいい。
せめて意識が戻ってくれれば・・・・。
もしそれが無理でも、こんな形ででも気持ちが通じ合ったら、と思います。
この映画を観ながら
そんなことを考えずにいられませんでした。
ペドロ・アルモドバル監督のスペイン映画
Hable con ella(2002年 独題 Sprich mit ihr/邦題トーク・トゥ・ハー)を観た。

2人の男たちの昏睡状態の女性(恋人)への究極の愛と
そこから芽生える友情というテーマ。
息はしているが意思表示のできなくなった人間へ
一人はかれこれ4年の年月の間看護人として
いつの日か目覚めてくれると確信しながら献身をつくす。
もう一人は希望も持てず彼女の枕元で悲嘆にくれるばかり。
合間合間にそれぞれの出会いの思い出のシーンがフラッシュバックする。
・・・・・・・・・
看護人ベニーニョはバレエ学校に通うアリシアに片思い。
話しかける勇気もない彼はストーカー的行動に走る。
その後交通事故で意識不明になった彼女の看護担当になる。
・・・・・・・・・
一方
ジャーナリストのパブロは取材で知り合った女闘牛士リディアと恋人同士になる。
彼女が闘牛中の事故で昏睡状態に陥ってしまうと
横たわるだけの相手に対してどうしていいか分からないパブロ。
病院で顔を合わせるうちに彼らは友情を深めていく。
混乱しているパブロにベニーニョが言う。
「希望を捨ててしまったらそれっきりだ。
話しかけるんだよ。今日あった出来事、思ってること・・・なんでもいい。
彼女たちが独りぼっちにならないように。」
話したって聞こえもしないし理解もできないし答えるわけでもないと思うパブロも
段々そんなわだかまりを破れそうになってきたが・・・。
二組の男女の日常は二つの事件をきっかけに急転する。
ベニーニョの偏愛はアリシアを妊娠させ、暴行犯として刑務所へ。
リディアが事故の寸前に昔の恋人とよりを戻そうとしていたことを知り
失望の旅に出るパブロ。
やがて
リディアは意識を戻すことなく亡くなり
パブロは四面楚歌で自ら命を絶つ。
ラスト。
何年もの末に奇跡的に目を覚ましたアリシアは
そんな自分と自分の周りの一部始終を何も知らずにリハビリに励む。
彼女とパブロはふとしたことから知り合い
新しい人生の幕が開こうとしていた・・・。
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自分にとって大切な人が昏睡状態に陥った時、貴方はどうしますか?
私は同じようなケースを知っているので、
とても他人事とは思えないストーリーだ。
友達のご主人は1年前に脳出血で倒れ以来「植物状態」のまま。
毎日のように病室へ通い、夫に話しかける彼女の
話相手になる以外に私には何ができるか・・・。
先日彼女と会った時、”意識障害者の心理セラピー”なるものを試してみるつもりだと言っていた。
脳は活発に活動しているが、それを外に表現することができない患者。
その意識の流れを読む・・というと、ちょっとシャーマン的だけど
もうここまできたら、ダメもとで(経済環境が許す限り)何でも試してみるわ・・・と。
元のようにバリバリ働かなくってもいい。
せめて意識が戻ってくれれば・・・・。
もしそれが無理でも、こんな形ででも気持ちが通じ合ったら、と思います。
この映画を観ながら
そんなことを考えずにいられませんでした。