Le roi danse 王は踊る | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

Le roi danse 王は踊る

年末年始テレビで音楽番組や映画がたくさん放映されましたが
中でも印象に残ってるのがLe roi danse(Der König tanzt=王は踊る
先日レイネさんも書かれていらっしゃいましたね。
私のはややミーハーのノリでレビューです。

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

監督: Gérard Corbiau

ルイ14世: Benoît Magimel
ジャン・バティスト・リュリ: Boris Terral
モリエール: Tchéky Karyo
マドレーヌ(リュリ夫人): Cécile Bois

母后と宰相マザランが執政する宮廷で
未成年のルイ14世は音楽とバレエを通して
年の近いリュリとの友情を深める。

踊ることに情熱を傾ける若き美しき王に
ほのかな愛情を抱くリュリだが
ルイが絶対王政の頂点に向かうにつれて
自分も王の寵愛と宮廷音楽の絶対権力を
独り占めにしようとする・・・。
友達も家族をも犠牲にしても、王のそばで仕えていたい。。
それは素直な愛なのか、それとも権力に目がくらんだ男の姿なのか?
後年、いつしか王の心も離れてからも
死の病の床で
若き日々を想い出し微笑む音楽家であった。

Farinelli(カストラート)の監督ジェラール・コルビオが
17世紀のフランス宮廷を舞台に
友情・嫉妬・陰謀といったリュリの苦悩を描いています。
カストラート同様、華麗かつグロテスクなバロックの雰囲気いっぱい
きらびやかな宮廷音楽とバレエで溢れかえる贅沢な作品です。
特にルイ14世の踊りの場面がハイライトといえましょう。

太陽を模した金色装束の王様が
華やかな音楽と花火とともに登場するシーンなんて自己陶酔の世界。
リュリの音楽は王様の威勢さらにアピールするテーマ音楽なのね。
当時の宮廷音楽の意義ってこれですか。
もうちょっとこの時代のフランス音楽を聴いてみたくなった次第です。

オープニングとラストで演奏されるTe deum


踊りのシーンの数々


ルイの少年時代を演じた可愛いEmil Tarding君も
大人版ルイ・Benoît Magimelもお尻アゴだけど長い髪をなびかせ
脚線美を披露してくれました(もしかしてダブルだったの??)