クランコ版バレエ・ロミオとジュリエット | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

クランコ版バレエ・ロミオとジュリエット

オペラシーズンもたけなわですが

今季初めてのバイエルン州立劇場詣では

バレエ「ロミオとジュリエット」


雪が降りそうな寒空の下・・・劇場前にて



それも、出遅れたもんだから良い席はかなり売り切れてるし

超高い席は買う気ゼロだし~と友達と相談の結果、

バルコニー(日本でいう2階)の4列目18.50ユーロのチケットを調達しました。

舞台からそう遠くないし斜めすぎないし、この値段にしたら大満足の座席でした。


ミュンヘンのオペラ座では

ロミオ&ジュリエットは、もう長いことずっとジョン・クランコ版が定番。

いい具合にクラシックとモダンが融合されてるという点で

プロコフィエフの音楽と一体化してて

以前見に行った時とても気にいったの。

今こうして見てみると、ずいぶん古典的なんですけどね~。

舞踏会のシーンのビロードや金糸を一杯使った重厚な衣装も

イタリア貴族の雰囲気出てます。



ロミオとジュリエットだけはシンプルなコスチュームで


ラインアップは

主人公の2人は若いホープさんたちですが

それがかえって、若い恋に突っ走り思いつめる青春にぴったりで新鮮。

プリンシパルのシュリル・ピエール(ティボルト)ティグラン・ミカエリャン(マキューシオ)が

脇を固めて、恋人たちの悲しい物語を盛り上げてました。

衣装・踊り・立ち振る舞いなどで厳格なキャピュレット家と陽気なモンタギュー家の

それぞれのキャラクターの違いがわかる。

冗談なんて解さない胆汁質のティボルトは黒いレザーっぽい井出達

ヒラヒラとおチャラケ陽気で遊び人風なマキューシオ。

この2人の対決が見所のひとつなんだと今頃になって分かりました。

純恋愛カップルよりも、悪そ~なティボルトに目が行ってしまうのは私だけか・・・?


それはそうと、

昨晩はドイツは寒波の予報でしてね

雪降る中町に出るのはいやだな~と思ってましたが・・

劇場は金曜日のせいか満員御礼。

ロマンチックなバレエとあって、お洒落した母娘がいっぱい女の子

娘がいれば、こういう楽しみもあるのねぇ~。

ロングドレス&蝶ネクタイ族が数多くいたのも意外でした。

(このクソ寒いのに・・・ってしつこい??)


休憩込みで約3時間の観劇を楽しんだ後外に出ると

雪が舞い降っていた。

いよいよ冬到来のドイツです雪


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本当は

ミュンヘンでプリマとして活躍中のルチア・ラカッラのを見たかったけれど、

(いや、逆に知名度の低いダンサーだったから物語に没頭できたのかなぁ・・とも思う)
平日なのとチケット残少であきらめ。

彼女、12月にプレミエになる

100Jahre Ballets Russes(ロシアバレエ団の100年)では

振り付け・舞台・衣装とも当時のオリジナル通りに再現したシェヘラザードを踊るのよ。

見たいな~。


    
 レオン・バクストのオリジナル衣装デザインで        ルチア・ラカッラのシェヘラザード・・・