フェルベールさんのクグロフ | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

フェルベールさんのクグロフ

2年前の冬だったか

Arteで一ヶ月ほどシリーズものドキュメンタリー

Die Kulinarischen Abenteuer der Sarah Wiener (サラ・ヴィーナーの美食冒険)

を毎晩楽しみに見ていた私。


DVDにもなってます


サラ・ヴィーナー

ドイツ語圏では結構名の通ったテレビ料理家だけど

学校卒業の資格もコック修業の経歴もなく

若い頃はヒッチハイクしながら色んな国でアルバイトしながら

経験を積んだという変り種です。

シングルマザーでがんばってて、今ではベルリンで自分のお店も

開いてるという実業家でもある。

おっと、つい最近俳優ペーター・ローマイヤー(ベルンの奇蹟)と結婚したとか・・おめでとうですクラッカー


ウィーン出身の46歳はバイタリティのかたまり


このシリーズでは彼女が真っ赤なビートルに乗って車

フランス中のお料理の達人を訪ね修業するという内容でした。

ある時は高級なレストランのシェフ・・

またある時は田舎の料理屋のおばちゃん・・

持ち前の天真爛漫さ、自己流フランス語と旺盛な冒険心で

見知らぬ土地の見知らぬ人々に溶け込む彼女に拍手喝さい。


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ある日の放送では

アルザスはNiedermorschwihr(ニーダーモルシュヴィル??

フランス語では何と発音するんでしょうか?)の

パティシエ・クリスティーネ・フェルベールさんクグロフ

(Kouglof=ドイツ語ではGugelhupf)を紹介。

このフェルベールさんのジャムやケーキはパリにまで名が通ってるとか。

さらに、彼女は日本でも有名らしく、

サラが修業に入った時も日本の方が数人厨房で働いていたんですよ。

(日本人もサラに劣らずバイタリティだなぁ。すごいすごい合格


あまりに美味しそうなので私もこのレシピで挑戦。

以来、これ以外のクグロフは考えられなくなりました。

パン生地って発酵に失敗するともうそれっきりだ・・とずっと敬遠してたんですけど

フェルベールさんの「パン生地は子供に対するように優しくなでて

話しかけてあげるのが肝心よ」のお言葉を心に、

根気よくお付き合いしたら上手くいくようになりました。

一瞬ふくらまないと思っても意外と復活したりするところ、生き物だなぁ・・。


ケーキ ケーキ ケーキ ケーキ


材料(直径22cmのクグロフ型):

   小麦粉 400g

   バター(室温) 180g

   砂糖 60g

   生イースト 25g

   牛乳 200cc

   卵 1個

   塩 小さじ1

   レーズン 100g

   キルシュ 30ml

   アーモンド 50g

   粉砂糖 適宜(仕上げ用)


1.レーズンをキルシュに漬け込んでおく。

2.小ボウルに小麦粉100g、生イースト、牛乳(人肌温)、砂糖少々を混ぜ合わせ

  布巾をかけて暖かい場所で発酵させる(予備発酵)

3.大きめのボウルに残りの小麦粉と砂糖、卵、塩を入れ

  2を加えてプロセッサーで5分ほどこねる。(生地が指にべとつかなくなるまで)

4.3にバターを加えさらによくこねる。(生地が白っぽくなめらか艶々になる)

  1のレーズンとキルシュも入れて軽く混ぜる。

5.4の生地に布巾をかけて暖かい場所で発酵。(2倍くらいにふくらむまで約60分~90分)

  一度ガス抜きをして休ませる。

6.バターをたっぷり塗っておいたクグロフ型の底にアーモンドをちらし

  5の生地を上からかぶせるように入れる。これを再び2倍の大きさになるまで発酵させる。

  (約60分)

7.180℃のオーブン中段で約40分焼く。

  焼きあがったら型から抜いてよく冷まし、仕上げに粉砂糖をふるいかけて出来上がり! 


材料は室温・しつこくこねること・発酵にも時間をたっぷりとる・・の3ポイントが決め手でしょうか。


ケーキ ケーキ ケーキ ケーキ


     

オーブンにお入りになる直前                      その40分後・・・


 
      
冷めたら粉砂糖で薄化粧                         一晩置いたら生地がしっとり落ち着きました


日が経ってもしっとり感がうれしいクグロフ

いか~ん・・と思いながらも、やっぱりホイップクリーム添えが恋の矢