マルティナ・ゲーデック | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

マルティナ・ゲーデック

つい先日「善き人のためのソナタ」で

精神不安定に陥るまで追い詰められる

女主人公を好演したマルティナ・ゲーデック

何だか忘れられないので

彼女についてちょっぴり書いてみようと思います。


悲しい運命のクリスタ・マリアでした


今週封切りになった問題作

Baader Meinhof Komplex でも

RAF(Rot Armee Fraktion=赤軍派)の

主要人物の1人であったUlrike Meinhof役で出演。

60年代末の学生運動に始まって

後年さまざまなテロ活動でドイツ中を震え上がらせた・・・。

インテリ家庭出身で左翼誌ジャーナリストからテロリストになり

逮捕後監獄で首吊り自殺したという女性です。


この作品ではゲーデックの他

ドイツのオールスターキャストで

モーリッツ・ブライプトロイ(Baader)

アレクサンドラ・マリア・ラーラ

ヨハンナ・ヴォカレックあたり

結構注目してる俳優女優さんたちも出てるんだわ。

締めはブルーノ・ガンツだし。

         
主人公モーリッツ&マルティナ   ヨハンナは演劇が本拠地の演技派  (ほんとは)透き通るような美女アレクサンドラ


はい、それでですね

マルティナ・ゲーデック(1961年ミュンヘン生まれ)は

映画でもテレビでもお馴染みの女優さんです。

カメレオンのように多彩で

どんな女性を演じても見る人に本物と錯覚させてしまう演技力。

最近のインタビュー記事によると

彼女は私生活についてはおおっぴらにしない主義で

知られていない部分が多いんだそう。

”女優ゲーデック”がマスコミで1人歩きしてしまったら

どんな役を演じてもゲーデックでしかなくなる・・と。

一番メジャーな作品は

Bella Martha (マーサの幸せレシピ)でしょうか。

有名レストランのシェフとしてバリバリに仕切るマルタは

プライベート生活なんて要らないって頑張ってた。

そこに現れたイタリア人コックが

愛情や人を思いやる心といったものが

お料理にも乗り移るものなんだって

気づかせてくれる。

これも”幸せな気分になりたい人のための”映画ですね。

ここでのマルティナはキリリと髪をまとめて凛々しい美しさ。


ツェタ・ジョーンズでリメークされたBella Martha


シェフ~東ドイツの女優~テロリストときまして

年末には最新作の

Geliebte Claraでは時代劇。

クララ・シューマンの人生だそうです。

これまたここにいるのはクララだ・・と思わせてくれるんでしょうね。