コリンとルパート・おちゃらけコンビ
私は何の因果かドイツに住んでいますが、
実は昔から英国ファンなのです。
思えばあれはかれこれ25年近くも前のこと。
イギリスかぶれの私を100%満足させてくれた映画が
「アナザーカントリー」だった。
あの頃好きだったスタイル・カウンシルの
LP
ジャケット上の憂いがちな表情の青年の
写真。
これが当時美青年だらけの英国映画と評判になってた
アナザーカントリーのポスターだったのですよ。
左が”元・怒れるパンク少年”ポールウェラー氏
1930年代某パブリックスクール。
その中でエリート競争に巻き込まれる主人公と
その親友と・・という設定のこの作品、
間もなく日本でも封切りになりました。
もちろん早速映画館に走りました。
愛に飢える自分勝手な主人公ガイを演じる
ルパート・エヴェレットの美しさが
まずは目に付いたんですけどね、
レーニン傾倒の親友役のコリン・ファースは
じわじわとくる味のある演技で
すごく印象に残ったのですよ。
理想を追い求めるジャド
2人のアウトサイダーは夢破れて・・・
青春のほろ苦い思い出。
”生徒会メンバーになれなかったから
その仕返しにソ連のスパイになってやるぅ~!”
”社会主義万歳!スターリンは人民のために
頑張ってるのに・・”などと若気の至りのお二人さん。
なんと子供っぽくナイーブな若者たちではありました。
あれは30年代という時代考証と
映画(原作は演劇)の作られた80年代初期の
サッチャー政権への反動という
背景も関係してるのかしらね。
ま、そういうストーリーはおいといて、
美しいイングランドの風景。
パブリックスクールの重々しい雰囲気。
貴族的な英語の発音。
見るもの聞くもの好みでしたねぇ。
もちろんその後ビデオも買って
しつこぉーく見てました、私。
そして見れば見るほどにコリンファース。
でもその後コリンも(ルパートも)
ほとんど音沙汰なしの年月。
何してたんでしょうね。
今ならネットでエイっと検索して
わずかでも情報収集できますが、
当時はそれも無理。
私も段々頭の片隅の裏にまで
追いやってました。
ご本人もハリウッド進出なんて
あまり考えてなかったのかもしれませんが・・。
(そういうところも好きだ)
息を吹き返したのは
BBCドラマ・高慢と偏見。
それもかなりのブレーク。
今でもミスター・ダーシー=コリンファースって
刷り込まれてる方々多いんじゃありません?
ほら、そこのあなたも・・あっちのあの人も。
その話はまたの機会にしましょう。
で、なんで今頃そんな昔話を・・というと、
目下上映中の”マンマミアでお歌を歌ってる
コリン”もありますが、
近々ドイツでロードショーになるらしい
St.Trinian という作品のせいなんです。
(本国ではもう上映済みなんですね?)
ハチャメチャ女子寄宿学校を舞台にした
超イギリス的変な内容みたいなの。
なぜかそこにあのコリンがあのルパートと
一緒に変なおじさんおばさん役(!)
で出演してるらしいのです。
すっかりおちゃらけにも定着しちゃったんでしょうか・・
あんなに真摯なジャド君だったのに・・・
人間年とると余裕がでるもんですねぇ。
うるわしコンビがこんななっちゃいました。 どっちが本物ですか?
はたして映画館に見に行くほどのものか
分かりませんが・・
それにだれも一緒に行ってくれないだろーな。
しかし・・・気になるぅ~。
余談ですが、
例の舞台版アナザーカントリーは
若手俳優の登竜門と言われたそうですね。
ガイ・ベネットを演じた面々をみてくださいな:
ルパート・エヴェレット、ケネス・ブラナ、
ダニエル・デイ・ルイス、もちろんコリン・ファースも!



